御堂筋税理士法人創業者ブログ

皆さん、おはようございます。1ヶ月半ぶりにブログを書きます。

今日は日曜日です。ゆっくりします。先週は月曜日から土曜日まで働きました。半分引退しているつもりの身には、すこしハードでした。昨日も、午前中はI社の経営計画発表会に出席し、午後はY社の社員教育をしました。

 帰宅は8時前。そこから夕ご飯を食べ終わったら10時でした。私の場合、夕ご飯は2時間は掛かります。お酒を飲んで、妻とあれこれ話をしながら食事をしますのでそれくらい掛かるのです。昨日はお好み焼、それで赤ワインをあけました。機嫌よくなって、いつものようにバタンキューと寝てしまいました。そういうわけで朝起きたら6時過ぎでした。ちょっと遅いですねえ。

 I社の経営計画発表会は、私がお手伝いし始めたときからずっと続けておられます。今年も工夫を重ねられどんどん進化しておられます。毎年、主だった仕入先や銀行さんなどのステークホルダーをお招きし、全社員が出席して行ないます。

 発表では、昨年のふり返りと今年の計画をプレゼンするのですが、社内に卓越した分析家がいらっしゃるので、発表はすばらしくわかりやすい内容となっています。ヴィジュアルで分析的で、ストーリー性があります。感心しながら聴きました。経営の透明性を確保でき、内外からの信頼が増すと思っています。

 発表会では、最後に私が講評することになっています。ドラッカーではありませんが、“会社を見んことを仰せつかった者”として、感じていることをお話ししました。I社は創業58年だそうです。私はそのうち23年を見ています。奇しくも今春、3代目になる子息が入社しました。I社も新たな時代に入ろうとしています。規模的には、小企業からいよいよ中企業に移行する段階となりました。

 I社は、核となる事業を中心に、複数の事業を持ち、それらの相乗効果を追求するタイプの中企業です。ドラッカーの『マネジメント』を読み返すと、このタイプの中企業のマネジメントの課題は、グループ全体、各事業のトップマネジメントチームと、さらにグループと各事業のトップで構成されるマネジメントチームが必要だと書かれています。正にそうだと私も感じています。今年はそこのところを追求していきたいと思っています。

 午後は、奈良県南部にあるY社でリーダークラスの社内教育をさせていただきました。Y社は地域の印刷会社ですが、社長の実家である古民家を会社に使っていて、なかなか風情があります。小さなミーティングルームでコーチングの研修をしました。参加メンバーは社長も含め8名です。全員が参加意欲が高くすなおで、よい研修ができました。

 Y社長は、まじめが人間になったような方で、たってのリクエストでお手伝いをさせていただくことにしました。2ヶ月に一度の開催で、マネジメントスキルを身につけてもらおうと思っています。期間は3年、それまで生きているかしら。

 コーチングは、たまにしか教えません。しかも私の教えるコーチングは私の流儀であやしいものです。それでも精一杯、傾聴、質問、承認など、だいじなところの考え方をお教えしました。

 人にものを教えると、教える側もたいへん勉強になります。この日もビジネスコーチングにおける質問の手順、GROWモデルというのは、ドラッカーのいう意思決定、ケプナートリゴー法の問題解決とまったく一緒だなあと遅まきながら気がつきました。

 さて、先週は、月曜日の社内教育に始まり、水曜日は投資育成での次世代経営者研修、木金は東京でのりそなマネジメントスクールと、教育や研修漬けでした。

 その合間で、今取りかかっている私の経営の考え方のまとめと読書をしています。

 経営の考え方のまとめは、3回目の推敲に入っています。私は文章が下手で、自分のものを読むたびにいやになってしまいます。表現もまどろっこしいし、文章の流れがよくない。おまけに語調が整っていません。最近、ドナルド・キーンの『日本文学史』を通読して、さまざまな名文家の文章に触れ、彼の評価の視点を読むにつれ、ますますおのが文章の下手さを痛感させられています。これを機会に、文章に対する感性を高めたいと思っています。

 読書は、年初に安岡正篤先生の著作をいくつか拝読し刺激を受け、中国の古典と日本思想を渉猟しています。まずは史記と太平記とを読もうと併読しだしましたが、私のような乏しいCPUでは並行処理はできませんね。史記は本記(五帝本記から漢の高祖まで)読んで中断です。

 それで今は太平記に集中しています。太平記は岩波文庫で6分冊、今ようやく4冊目に入りました。700年ほど前の日本語ですが、多少意味が捉えられなくてもすっとばして読んでいます。各巻に校注者の懇切な解説があって太平記という書物、その時代の位置づけがよくわかり、とても勉強になります。

 太平記は、鎌倉政権の崩壊と、後醍醐天皇の建武の中興、そして足利政権の成立の時代を描いています。足利政権の検閲もありながら、編者が時代のできごとをどういう視点で見ているか興味深いところです。

 その内容は詳細を極め、大げさなことこの上ないです。そこから推し測るに、とてつもない記事の取材があったと思われますし、平家物語をなぞらえたフィクションも相当あると思われます。物語自体の格調は、残念ながら平家物語には及びません。それでも十二分に楽しめますし、史記など中国古典や仏教思想からの引用が半端ではなく、編者の博学ぶりに圧倒されます。太平記はなんとか今週中に読み終え、史記に戻りたいと思っています。

 私が、こういったジャンルの読書を進める目的は、経営やリーダーシップについて、アドバイスしたりお話しをしたりするときに、こうした歴史の実例から、人間と人生の真実を例示して、インパクトと説得力を増すことにあります。自分なりに、ものごとを深く思うようになれればうれしいですものね。

 さて、今日は推敲と読書を進め、日課の10,000歩をこなし、大学時代からの親友と、早い夕食を祇園の『いづ重』で楽しむつもりです。来週もありがたいことに、4日連続で銀行系のセミナーが続きます。コロナ下とはいえ楽しい気分になるGWまで、あとひと頑張りしなくっちゃ。閑暇を楽しむ、至福の時間です。

会計事務所と経営コンサルティングの融合

御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所

小笠原 でした。

 

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