初めてオペラをみました。
2009.09.06
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
初めてオペラなるものを見させてもらいました。
まあ、猫に小判ですが。
論語に
「子曰わく、詩に興(おこ)り、礼に立ち、楽(がく)に成る。」(泰伯編8)
という一節があります。
【英訳文
Confucius said, “You must be inspired by poem, realize your duty by the courtesy and complete yourself by music.”】
【現代語訳
孔子がおっしゃいました、
「人は詩によって奮い立ち、礼によって自己の責務を自覚し、音楽によって自らを完成させる。」】
私も遅ればせばせ?ながら
やはり詩や音楽は大事だなあと思うようになってきました。
たとえば、詩は心がふるえ、音楽は心がしゃきっとするなど
これが、仕事で私生活でなにをしていかなければならないか
心のエネルギーになりもするわけです。
そういえば森信三先生も
坂村真民さんや島木赤彦など多くの詩歌を引用されていました。
美学、芸術というのは私にとっては、
あまり感性の備わっていない脳みその分野ですが・・・。
オペラのお題は「アイーダ」 、ミラノスカラ座の公演です。
古代エジプトを舞台にして、
エジプトの英雄司令官、国王、王女、敵国エチオピアの王女、国王
がそれぞれの対立、相克の中で繰り広げられる悲劇。
なにせ初めてなので、比較などできませんが
すごいですね。圧倒的な舞台の美しさ
音楽、歌・・・
それぞれの人間の動機が主題の旋律に乗せられて
それが重厚なまでに構造化されて
まるでコッテコテのとても食べ切れないフルコースのよう
ローマか大英帝国のばかでかい建築のよう
こんなものを創造する西洋人ってやっぱり
われわれの想像を絶するエネルギーの持ち主ですねえ。
公演が終わると酔ってしまいました。
なんかハマりそう
さっそくamazonにアクセスして
オペラ入門のキーワードで知識を仕入れる手配をしました。
コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原でした。