所内での組織学習
2008.10.29
ブログ
大阪の税理士 小笠原です。
今日の事務所での終日研修の目玉は、
お客様の税務サポートにおける
1年の活動の締めくくりである『決算報告』です。
いかに決算報告を経営において価値あるものにしていくか
これが、このサービス開発の大事な基準なのです。
今の世の中の現状はどうでしょうか?
よくはわかりませんが、お客様の社長さんにとって
会計事務所がおこなう、作成した決算書のご報告は
どのような価値があるのでしょうか?
私は、自分たちの強烈な反省を踏まえ、
これを経営の成長・発展・存続のための
価値あるサービス提供の場と考え
自分なりに内容と進め方を考えてみました。
その骨子は
①決算報告は、税務署に申告するときにするのではなく
決算月つまり12ヶ月目におこなう。
②目的は、会社の財務から見た課題を簡潔にレポートすること。
③社長さんと対話しながら、来期の経営の取り組むべき課題を考える。
④財務の課題、リスクへの準備、経営の取り組み課題を、
A4一枚の経営方針書にまとめる。
⑤それに基づき予算を作り、来期の毎月の経営予測、月次決算報告に
備える。
というものです。
この流れをできるだけオートマチックにエクセルでフォーマット化してみました。
若手のスタッフの佐伯、園田、中前に実際にテスト使用してもらい
今日は、その使い勝手やバグなどを話し合いました。
いろいろなるほどなというユーザーの声も聞けました。
早速、持ち帰って改良版を作成してみました。
税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原でした。