機械の停止時間がわかると・・・
2010.04.21
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
今日は毎月出させていただいているA社の経営会議の日
製造部門の資料の中に
はじめて見かける数字があがっています。
機械の停止時間 14,743分
内訳
・切粉排出異常 3,603分(24%)
・前工程からのワークが来ない 3,537分(24%)
・検査機異常 2,852分(19%)
なんと6台ならんでいる機械で245時間もとまっているのである。
いままでは、単に機械の稼働率だけを計算していて
その数字についても、なんら追求することがなかったのである。
それが分単位で停止時間がわかったのは、
どうして計算したの?
「機械が止まったらその時間と原因を分類集計して
パソコンにデータを送る装置を付けたのですよ。」
なるほど、そうだろうな!
そうでなきゃ、こんな数字はわからない。
それにしてもすごい。
「原因がわかったら、解決したも同然ですね」
「そのとおり」
次回の対策の成果を期待したい。
それにしても、こうして生の数字をみせられると
あらためて、現場のデータの大事さが思い知らされる。
データ重視!わたしも久しく忘れていたことだ。
目をつぶってあれこれ考えるのは後!
まず事実をつまびらかにつかまなきゃ!
目からうろこのデータであった。
「全社員にこの装置つけられないの?」
軽いブラックジョークだった。
だが本当である。なぜならもっとも高価な経費だからである。
とくに経営者と幹部が。
コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。