御堂筋税理士法人創業者ブログ

三月に一度

指導におじゃましている会社がある。

 

午前中、社長と個人的に

話をして、相談にあずかった。

午後は、定例の幹部も交えた

決算検討会であった。

 

ここにきて人が充実してきて

決算検討会では

いい数字と前向きで堅実な話し合いを

見聞きすることができた。

こういう場を見るのはとてもうれしい。

 

彼と話をしていて

「取り組み始めて

 もう何年になるかねえ?」

と訊いたら、

「7年ですねえ」

と答えが返ってきた。

 

長いか短いかと問われたら

わたしはやはり長かったと答える。

 

関りは

彼が専務のときからである。

 

後継者としてコンサルタントを

連れてきたのだから

実行力はあるということだ。

(世にはできない人も多い)

 

さまざまなことをして来たし

さまざまなことがあった。

 

人の問題、親子の確執

業況のよしあしなどだ。

 

もちろん今も課題は多々あるが

人材の核がしっかりしてきたことが

何よりもわが社の明日に期待をいだかせる。

 

現時点で

わたしは彼はよくやってきたと評価している。

人によっては7年もかかっているのかと

おっしゃる向きもあるかもしれない。

 

だが、以下の理由から

彼のおかれてきた状況から鑑み

彼をほめてあげたい。

 

➀会社は先代から引き継いだ

 立派な遺産であることはまちがいないが

 先代のリーダーシップや

 人材や収益力など負の遺産も多かった。

 

➁先代は、社長→実力会長として

 まだまだ枯れていないなかで

 先代と真正面から対峙しながら

 イニシアティヴを主張し

 奪い取っていった。

 

➂結局、現在の幹部は

 ほとんど彼が連れてきたものだ。

 

④そして学んだ。

 

もちろん注文はある。

だが、こうした経営と業績の

プレッシャーの中で

よく耐えながら頑張っていると思う。

 

これからおそらく20年程度を見据えた

彼の治世を考えるとき

 

置かれている業界、地域などから

長期的なビジネスモデルの

変容が迫られているのは確かだ。

 

わたしは

現在の業績を確かなものとし

企業価値を高め

その上で長期戦略に打って出る

介添えができれば幸せである。

 

ディスカッションの内容と成果が

多々あった満足感で帰路についた。

 

会計事務所と

経営コンサルティングの融合

 

御堂筋税理士法人&

組織デザイン研究所


関連記事

Noimage ブログ

エッセンシャル思考とは

Noimage ブログ

通帳を見て、経営者のやるべきことを直感する

Noimage ブログ

ほのぼのとした経営計画の発表会

Noimage ブログ

今年の取組みの反省を早く報告せよ!

Noimage ブログ

年を取ったらどうあるべきか?若い人にもきっと役に立つ

Noimage ブログ

河原さんテレビに出る!

Noimage ブログ

決算書の勉強会の最終日です

Noimage ブログ

会議のレベル・チェックリスト