御堂筋税理士法人創業者ブログ

ドラッカーは幹部の仕事は

組織への貢献という観点からいうと

三つあるという。

①直接の成果

②価値への貢献

③人材の育成

である。

二番目の価値への貢献であるが

わたしは、

これを価値観の浸透と解して

そのあり方を問い続けている。

その一環として

わが社での価値観教育

というテーマがある。

昨日は、

わが社の月例の

教育訓練の日であった。

その場を借りて

来年の社内の訓練をどうするか

みんなと相談をした。

もちろん訓練の基本は

OJTである。

それは上司による指導であって

そこに、

段階別の必要スキル基準に基づく

能力開発が足される。

これを

目標管理シートで見える化し

管理してもらわねばならない。

それはそれとして、

毎年入ってくる新人に対し

どのように価値観教育をしていくか、

その体系を整えなければならないという。

それはそのとおりだ。

われわれの目標は

お客様が高業績企業に

なっていただくことだ。

価値というものは

精神だけが創造する。

だから、社員の精神を

高める以外に方法はない。

それゆえ

教育訓練による社員の育成だけが

そのために

根源的になすべき課題だ。

だから、最重要課題として

組織的に取り組む。

当たり前の話だ。

そこに躊躇やとまどいの

入る余地はない!…でしょう?

ということでアレコレ

みんなで考えて達したのが

次のやり方だ。

まず、価値観教育を3年で叩き込む。

そのプログラムだが

1年目 前半 基準行動

1年目 後半 修身教授録①(前半)

2年目 前半 修身教授録②(後半)

2年目 後半 孝経・大学

3年目 前半 二宮尊徳

3年目 後半 高校レベル倫理

新人に対するトレーニングの

時間割も決めた。

それによると次のようになる。

12:45~14:40

 会計人基礎能力訓練(小笠原)

14:50~16:50 価値観教育

 ・第1部 修身教授録(香取)

 ・第2部 孝経・大学と二宮尊徳(才木)

 ・第3部 高校レベル倫理(小笠原)

17:00~17:50 基準行動(佐伯)

わが社では

4月入社と9月入社があるから

プログラムの編成は工夫がいる。

結局、価値観教育を

3つのグループにわけて

実施することにした。

そうなると、講師も3人必要となる。

分担して行なってもらうことにした。

それはかっこうの人材育成につながる。

なぜなら、

講師を務めると

自分の勉強になるからだ。

ところで

もうひとつアイデアが出た。

お客様の社員の方々も

これを受けれられるようにしたらどうか

というものだ。

グッドアイデアだ。

わが社とお客様の垣根を取っ払う。

ボーダーレス化の

ひとつのあり方である。

皆さんの社員の方で

ご参加のご希望があれば

お気軽にお声がけください。

毎月、月末である。

…ところで、

近々皆さんにあるビッグニュースを

お届けできるのではないかと思う。

また、お楽しみに!

経営コンサルティングと会計事務所の融合

組織デザイン研究所&御堂筋税理士法人

税理士コンサルタント 小笠原

でした。


関連記事

Noimage コンサルティング

経営者・経営幹部人材をどう育てるか

Noimage 経営幹部の育成

すなおな営業課長が語ってくれたうれしくなるようなお話

Noimage 経営幹部の育成

数字に強くなるにはどうすればよいか?

Noimage 経営幹部の育成

腹落ちするとは?

Noimage 事務所のこと

新入社員の教育-御堂筋フィランソロフィーのプログラム

Noimage 事務所のこと

来年の仕事の取組み

Noimage 経営幹部の育成

幹部の仕事のルール

Noimage 経営幹部の育成

経営幹部の育成のご依頼