御堂筋税理士法人創業者ブログ

今、トライしている『読み書きそろばん講座』のために
本の読み方についてあらためて、考え方をまとめた。

タネ本は、『本を読む本』である。
(この本はなかなかよい)

本(といっても知識を得るための本だ)を読む方法は、まあ3種類あるという。
1.点検読書(ざあっと観る)
2.分析読書(きちんと読む)
3.シントピカル読書(あるテーマについて研究するために複数の本を参照する)

3は、研究者用だから、われわれ素人は1、2である。

1の『ざあっと観る』はぜひお奨めしたい。
この目的は、この本がきちんと読む価値があるか判断するためだ。
まあ、15分掛ければ、かなり本の言いたいことがつかめるだろう。

まず、タイトル、帯を見て、次に目次をこれはけっこう気合いを入れて見る
さらに、著者紹介、索引などをながめたあと
序文や序章、後書きを眺めて、執筆の目的、本のねらいとテーマ、著者の思い
などを見つけたら、そこを読む。
そのあと、本をパラパラパラとこれは一定のスピードで、ページをめくり
「へえー、そう、ああ、そう」っと心の中でつぶやく感じで
ページを見ていく。見ていくのであって決して深読みするのではない。
大事なことは、全ページに目を通すことだ。
最後に言いたいことがある場合が多いから、そこはしっかり読もう。
こうして、本の全体を掴む。恐怖心をなくすためでもある。

これが『ざあっと読む』ということだ。
結論から言うと、読もうと手にした本は必ずこの読み方を最初にしてほしい。

その上で、必要がある場合に『きちんと読む』ことになる。
読み方は3段階だそうである。

第1段階 本の概略をつかむ。
第2段階 内容を解釈する。
第3段階 正しく批評する。

これをきちんすればかなりの読者だろう。

わたしとしては、
まずは本に書き込みを入れながら読む。
次に書き込みをワードで入力しながら本をまとめる。
この本は何の本で、何を主張しているのかをまず要約する。
ひとことでいえるようになればよいのである。

さて次に、ポイントとなる主張について
意味を正しく理解し、理屈が通っているか検討する。

その上で、著者の意見に賛成できるところ、疑問に思うところが
明確になればよい。

これらのことをまとめていて、教えられたことは、
本を読むということは、話を聴くことと同じだということである。
だから、話を聴く場合と同じように、
まず著者の書いたことを、素直に理解しようと務めることが
エチケットであるということである。

その上で、建設的な批評ができるということだ。
つまり、読書とは著者との対話であるということだ。

とても大切な姿勢だと思った。
今後、そのように努めようと思った。

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。


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