御堂筋税理士法人創業者ブログ

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経済学部出身の経済学オンチのお勉強
ハイエク!…知らんけどなんか名前に惹かれて・・・

 ハイエクは前に『自由の条件』3冊シリーズを衝動買いしたけど分らん。半分在庫状態でストレス貯まりまくりん。理由は経済のお話を期待したのに、話の中身が自由の思想だったから。

 そこで買うたのが本書。余計ドツボに嵌るか?だったが、これがよかったあ!8本の論文のセレクトと並べ方がよかったのか?

 私のような”ビクターの犬”だが、デカルト的設計主義ではなくダーウィン的進化論主義を是とするハイエクの思想に乾杯????何を言いたいのか?つまりなんぼ学者や役人やらが頭の中で妄想し決めてもそのとおりには行かん、やっぱり試行錯誤現物合わせいかんとものごとはうまいこと行けへんちゅうわけ。

 そしてこの考え方、ダーウィンの進化論に心から心酔している小生にはすんなりなじむのです。ああ、そやからハイエクが気になっとったんやなあ。

 話の中にオーストリア学派の学者、メンガーの話が出てきた。メンガーは、世の中のものの値段は手間賃+利益で決まるのではなく、消費者がこれ買うたらどれだけ満足が増すかで決まると言うたとか。これを『限界効用』といい、限界効用革命と言われる。そういうたら学生のとき言葉だけは聞いた覚えがある。

 余談だが、残念ながら世の真実はそうなんや。私のような商人の才覚のない職人は、どうしてもスミスの労働価値説に心を捧げているので、かかった手間以上のお代金をよう請求しやん。どこぞのだれかみたいに、がばっと取ったらええのんや、高いほど売れるねんとはいかないのである。良心的やろ?

 戻って。ふーんどんな中身やろと今や私にとってなくてはならないAIに尋ねた。ハイエクの本を読み進めると、やれスミスだのリカードだのミルだの、果てはマーシャルだのケインズだの人名を出してくるもんだから、そんなこんなで一々AIに訊いているうちに、「経済学の理論の発展は大局的に見るとどうなってきたんやろ?」という、すばらしいギモンが頭に浮かんだ。ここがポイント!

 それで考えた。そもそも人間の経済モデルってだれが初めにモデル化したんやろ?・・・アダム・スミスちゃうか?知らんけど。というわけで、AIへの質問は「経済学を彫刻に喩えて最初の大理石という素材はスミスや思うんですけどどうです?」

 さすがAIはAIで頭がいい。そのとおり!と言ってくれてスミスの『国富論』の経済モデルを図式化してくれた。欲望→分業→生産→市場→分配→資本蓄積と投資→経済成長→政府の役割、みたいな。なーるほど????

 それにその後、経済学を彫琢し、理論を精緻化していった主な思想家とその貢献をお願いせんでも教えてくれた。さすがやあ。
リカードは分配のメカニズムを、ミルは倫理観を注入、メンガーは価格決定のメカニズムを刷新、マルクスは内部矛盾に目を向けて(これは残念ながら破壊的、世界の大分断の超極悪犯人である)、マーシャルの均衡のおはなし、ケインズの不況への処方箋(大きな政府)、そしてハイエクの自由と知識分散である。チョー納得!ほんまスカッとしました。

 50数年前の学校はやっぱり練習中は水飲むなあ!の世界、今はほめて伸ばす。今も母校の教育方針は昔の儘かなあ?僕が今、そうやと手を打ち膝をたたき小躍りしたこのうれしさを伝えて、経済学という、皆を経済的に幸せにしてどんどん幸せ度をますためにはどうしたらええか?という崇高な学問を門前の小僧にもわからせる一助にしてくれたらなあ。

 もう一度言います。なんかむずかしいことを学んで悟ろうとしたら、まずその目的を心に刻み、原型たる考え方(モデル)を特定し、そこから歴史を追ってそのモデルを現実に合うように修正していった人たちの修正ポイントを学んでいくという方法がええんとちゃうかなあと思いました。

 ちょっと経済学、おもしろうなってきました。相変わらず線形代数が登場するととたんに心が萎えますが。まあそれもいつかスムーズに分かるようになって見せます。

 

市場・知識・自由:自由主義の経済思想

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