御堂筋税理士法人創業者ブログ

昨日、お客さまのところへ飛んだ。

空港まで迎えにきてくださった後継者と車で会社に向かう。
車中で、現状の経営状況、経営環境などおおむね教えてもらう。
その中で、組織の体制の問題が気になった。
どしゃぶりの雨で、会社に着くのが少し遅れて、朝の9:20分

さっそくに、若手を集めて、前月の数字のチェックと指導だ。
先月は、高い粗利益率で、大きな黒字、
気になる粗利率について、後継者にお聞きしたら
材料価格も落ちてこんなもんでしょうとのこと
正直ホッとする。社長もきっと喜ばれるだろう。

今日は来期の行動計画を最終チェックする。
ここからが、質問の威力を発揮させるところだ。

まず、テーマ名は、的確に課題をあらわしているかだ。
そのために目的とゴールを聴く。
そしてテーマ名を変えさせる。
多くは、的外れな名前をつけているからだ。
名前がちがっていたら、その時点でこけるからだ。

次に、ゴールとやることを診る。
まず目標値を聞く。そして現状値を聞く。
うーんとか、えーととか言っても、必ず数字を言わせる。
数字にならないものは、管理できないからだ。
そして目標値と現状値がわかれば、詰める数値が判る。
どうしたらその数値を詰められるかだ。

そして、やるべきこととして挙げていることの妥当性を診る。
この答えになるために、これらのことに取り組めば
ほんとうにそうなるのかである。

ほとんどすべて、書かれてあることでは
そのゴールに達しないことが明らかになる。
そして、彼らは思考不足であると悟るのである。

これは彼らが無能だからではない。
知識と思考訓練が不足しているからなのだ。
だから、放置していたら、絶対に目標は達成できないし
第一、彼らに自信がつかないし、育たない。

ではどうするのか?
思考力はトレーニングで高まる。
当たり前だ。脳みその筋トレだなら、筋肉がつくに決まっている。

知識不足は、もちろん継続して勉強させるが、すぐには解消されない。
だから、そのままに放置できない。今業績を挙げなければならないからだ。
だから、経営者や外部の専門家が家庭教師、作戦参謀、相談役を
してあげなければならない。

後継者に、ただちに週に2回は綿密に関わってもらうようにお願いする。
「わかりました!」と、彼は即答してくれた。
全員の工程表をレビューして修正の指示を出した。

話を聴きながらも、車中で相談した
組織案の骨格をデザインしていた。
これはのちほど後継者に渡して説明しておこう。

さらに予算をチェックした。前提となる市況水準、内部の生産性基準を確認し
数字のまちがいを指摘し、修正させた。
最終の利益は申し分ないとはいえないが、許容範囲であった。
事態がこけたり、改善した場合の利益影響額もチェックした。

つぎに、前月の活動の結果をチェックした。

若手から上ってくる数字はほぼ信頼できるものになった。
そして、ここでも質問で彼らを鍛えていく。
目的は、すべてのロスを、量からお金の損失額に
置き換えるくせをつけさせることだ。
そのロスで、どんな損害が出て、それはいくらになるか
ばんばん質問をし、考えさせ、具体化させ、計算させる。

驚くような事実がいくつか発覚した。
これだけを修正しても、優に月に2千万円の利益はでるはずだ。
それがなぜできないのか。
若手に行動力、数字を見ての焦燥感がないからだ。
それも指導したが、ここは経営者の直接の介入による
リーダーシップある取組みが必要だ。
金が、会社に落ちまくっているのだ。
私なら、すぐに拾いまくる!

お昼の時間は短い
ちょうど社長がきてくださったので
根回しをしながら掻き込んだ。

すぐに、待っていただいている別部門の経営計画のチェックだ。
これも行動計画と予算をチェックした。

ある部門の予算が赤字だった。
私は直ちに却下した!
なにをとぼけたものを出しているのか!
すぐに修正させた。実行できる方法を考えさせた。

その間に、別室で修正作業にかかっている若手が
これでいいか確認に来てくれる。
即座にチェックして、OKを出し、激励した。

時計を見るともう4時だ。
今日は、社内で経営方針の発表会
私は後ろで拝聴

社長が、予定時間をはるかに超えて
わが社の歴史を、
お父様である社長のご苦労話のエピソードを綴って滔々と語られる。
私は、真剣にお聴きして社長の胸の内にある
キーワード、願いを聴きとった。
判ったつもりである。

最後に社長が訴えるようにおっしゃった。
わが社の生産設備には自信がある、利益がもっとたくさん出るはずだ!と
同感である。
なんとか社長を男にして、社員に自信をつけさせたいと強く思う。

そして、わが社の課題と後継者にお願いすることを
コピー紙に課題のコンセプトとしてまとめていった。

発表会が終わったら5時半になっていた。
すぐに後継者を読んで、別室で協議に入る。
まず先ほどの課題のコンセプトを渡して説明した。
これらも経営計画に盛り込んでもらうように依頼した。

さらに後継者の個人コーチングに入る。
彼の1ヶ月の時間の使い方を確認し相談する。
かなりの長時間労働だが、案の定日常業務が多い。
私は、彼の時間の使い方が会社の業績を決めることを諭し
何が、成果をあげるのに重要な業務なのか特定した。
そして、今後時間管理のフォーマットを使い
時間の使い方を強烈に意識してもらうように依頼した。
とにかく実験だ。

さて今日は、社員決起集会がある。
時間がずれて、夜の7時半からのスタートだ。
時計をみると7時前
車でホテルに送ってもらい、
さっとシャワーを浴びて会場に行った。

乾杯の音頭をお取りして
さあ、飲み食いしたいところだが
これから幾人かと面談しなければ。

しばし社長や役員と雑談を交わし
まず経理の女性の話を聞いた。
一所懸命していただいているが
まだまだ課題も多い。
おおむね問題点は掌握できた。

そこで後継者と役員に来ていただいた。
これがケンケンガクガク
気が付いたら9時半、宴会も終わりだ。

宴会が引けて、後継者と2次会に行く。
軽く食事をしながら、今後の進め方などを相談した。
あとは雑談。時計をみると、11時、閉店だ。

ちょっと物足りなくて
もう一軒ワインバーにお連れいただいた。
やっと、脳みそを休められる
ワインが、疲れた脳を休めてくれた。
ありがとう。ホテルに帰ってベッドに入ると1時半であった。

やることはやれた一日だったと思う。

コンサルティングに強い経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。


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