はやぶさのプロジェクトのリーダー、川口淳一郎さんの講演を聴く
2012.02.22
ブログ
昨日、縁あって、あの『はやぶさ』プロジェクトの
川口淳一郎先生の講演をお聴きする機会を得た。
とても軽妙洒脱な語り口で楽しいお話だった。
その中で、印象に残ったことばを記録したのでご披露を。
・見えるものはみな過去のものである。(独創への心意気である)
・これまで学んだものはみな練習問題である。(これも同様)
・本は1ページでも役に立てばよい。(これほっとするね)
・ルールは少ない方がよい。(自由な思考を可能にする)
・経験のなさ、無知に気づくのは、失敗したとき。(高慢ちきな人に聞かせたいね)
・技術の伝承は、ジュニアとシニアが協力作業する。(後継者育成のあり方ですね)
・早い引退は後継者の指導に必要。(組織知を継承するに不可欠)
・小才は縁に出会って縁に気づかず、
中才は縁に気づいて縁を生かさず、
大才は袖すり合う縁をも生かす。(柳生家家訓とのこと)
・高い塔を立ててみなければ、新たな水平線は見えてこない。(高い目標が必要なゆえん)
いずれにせよ、川口さんの志の高さ、成しとげた人の言葉の深さを感じた
言葉の数々でした。おもしろかったです。
コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。