専門用語のない決算書の勉強会
2008.02.27
ブログ
大阪の税理士 小笠原 です。
今日は事務所で開いている
7回シリーズの専門用語のない決算書セミナー
第2回目 『もうけの構造』 の日でした。
夕方の5時から、狭い研修ルームで
12名の参加者が来られて
熱心に損益計算書の勉強会をしました。
それぞれご自分の会社と同業態社の
損益計算書のグラフを見ながら、
まずは、月々いくら売れば収支トントンになるか
計算してもらいました。
次に、皆さんの目標とする利益を計算してもらいました。
目標とする利益は、
①売上に対して何%の利益をねらうか
②規範利益を理論的に計算するか
③設備投資や借入金の返済額から必要利益を計算するか
この3つの方法のうちのどれかを選んで
計算してもらいました。
実際には、皆さん①と②で計算されていました。
もうけの改善手段は
①売上を上げる
②粗利益率を上げる
③固定費を下げる
の3つの方法があります。
それら3つをするときの具体的な手法、考え方をお話していきました。
最後にその目標利益をあげるためには
現状から、どれだけ売上を上げ、粗利益率を上げ、
また固定経費を下げればよいかを
考えてもらいました。
ねらいの利益=ねらいの売上×ねらいの粗利益率-ねらいの固定費
その具体的方法を5つずつ考えてくださいというテーマで
皆さんにご自分の会社の課題を考えてもらうのが
今回のねらいでしたので、とてもよかったなと思いました。
それぞれご自分の事業の収益性を真剣に考えるよい機会になったのではと思います。
終わってから、近くの一杯飲み屋で懇親会を開きました。
スーパーマーケット、プラスチック品製造、イベント業、
ソフトウェア業、建
築材料卸売業、鉄鋼製品卸売業
会長さん、社長さん、営業部長さん、店長さん、専務さん、
もちろんわれわれも
業種も立場も年齢もバラバラのみなさんでしたが
ワイワイとばかなこともお話ししながら情報交換です。
内容については、オフレコの話もいっぱいあって・・・
時計を見ると、今日も11時前、時間の経つのはあっという間ですね。
皆さん、お疲れ様でした。
ではまた再来週!
税理士小笠原/河原事務所 小笠原 でした。