岩手を旅しました3
2008.07.21
ブログ
大阪の税理士 小笠原 です。
最後の日は、朝から田沢湖をのんびり一周
ふと郷愁をそそる廃校の「潟分校」にふらふらと寄る。
昔懐かしい、百科事典、教科書、少年少女雑誌、勉強道具の数々
木の机、大きなそろばんなどなど
胸が少し痛くなりました。
玉川温泉は、PH1というとんでもないような強アルカリ泉の湯治場
火山性の有毒ガスがあちこちから吹き上げ
さながら、地獄のような風景
そのなかで、湯治客が治療のために岩盤浴をしている
温泉に入らせてもらったが、木でつくられた浴場は
ほんとに湯治場という感じでした。
肌にピリピリするくらいのお湯、不思議な体験でした。
玉川からさらに山を上ると、
十和田八幡平国立公園の八幡平
せっかくだから頂上まで登った。
ニッコウキスゲ、キヌガサ草など
きれいな花々がここかしこに咲く
いい季節、ころあいの散歩でした。
いよいよ旅も大詰め、
花巻にもどらなければなりません。
最後に取っておいたのは、花巻にある
花巻が生んだ、理想郷イーハトヴ(=岩手県)の使者
その仏教的な世界観、農業、鉱山、天体などの専門家としての深い知識
宮沢賢治の業績と足跡をうまく展示しています。
宮沢賢治は文学史でも独特のポジション
その思想のベースには「法華経」への
深い帰依があったことを初めて知りました。
それで彼の「アメニモマケズ」の詩に表れる人助けの思想
「銀河鉄道の夜」の自己犠牲の精神など
理解できた気がしました。
岩手県はいいところですね。とても好きになりました。
また機会があれば訪れたい。
税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原 でした。