最近M&Aの話が多いですね
2007.11.23
ブログ
大阪の税理士 小笠原 です。
昨日、お客様のM&Aに関するご相談が
2件もありました。
いずれも、うちのお客様が
他社の経営や設備を譲り受けるという内容でした。
M&Aは相手のあることですから、
そのお相手の立場に十分に配慮していかなければなりませんし、
たくさんの資金の要ることですから、
つぎ込むお金に対して、回収するめどがあるのか
注意深く検討していかなければなりません。
今日お受けしたご相談のうちの1件は、
お相手がその会社の販売する
製品材料を製造されている会社で
社長の息子さんが跡を継ぐことがないので
関係の深い当社に、
お声掛けをいただいたというものです。
お話をお聞きしていると、
話の筋に無理がなく、お相手の会社も
健全に運営されておられるようです。
ポイントは、その会社の製品の製造ノウハウをいかにして
移転してもらえるか、継承していけるかだと思いました。
一般的な、M&Aの手順をお話し、
必要とする、資料を先方にご提供いただけるように
お願いしました。
その上で、折を見て、先方さんと面談し基本的な
事業継承の条件をお話し合いをしていこういうことになりました。
M&Aでも、買収したあとの経営方針のすり合わせ、
幹部社員が残るかどうか、社員の気持ちのまとめあげ、
業績の動向、思わぬ経営や法律てきな瑕疵があって
うまくいっていないことをよく耳にします。
私がご相談にあずかる以上、
そうした点の調査検討の漏れがなく、
お互いの気持ちがひとつになるように
心を砕き、皆さんにとってよかったと思っていただけるような
かかわり方をしていきたいと思います。
税理士小笠原/河原事務所 小笠原 でした。