福岡の設備工事会社の経営管理をベンチマーク
2010.04.22
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
今日は福岡県にある設備工事会社、M社に
お客様2社の方と同行してベンチマークに行きました。
(整然としたM社の
たたずまい)
かねて、すばらしい原価管理を中心とした
経営管理をしておられるからです。
お客様からぜひ見せていただきたいとの希望があり
M会社に快諾いただいて実現したわけです。
東京と大阪からわかれて現地で集合しました。
M社では、社長とこのシステムを創始されたお父様の相談役さんが
わざわざお時間を開けていただき、
午前中、詳細に経営管理のしくみを
豊富な資料に基づき説明していただきました。
(相談役さんより
経営管理のしくみを
じっくりお教えいただく)
物件ごとの見積りから始まり、
受注管理、実行予算作成、工事原価管理、売上管理、経営管理まで
一気通貫のシステムは
なんと69歳になられる相談役さんが
ロータスでみずからマクロで組んだ想像を絶する力作
プログラム行数、優に1万行を超える。
個々の見積りは業績を決定する。
そのスタートからしっくり感のある数字を作る、
膨大な部材マスター、工種別の労務費単価
そして日報による原価入力とそれによる原価管理、
そこまでできたら、年間の業績予測もできる。
すばらしい実績管理、リアルタイム管理、未来管理である。
資料のすべて実績の生データを公開いただき
一同、感謝感激。
午後からは質疑応答をしてご指導をいただく。
そして会社見学
(いろいろご説明をいただく)
事務所、倉庫、工事用の車の中
無駄なく、整理整頓されている。
典型的な業績をあげ、かつ資本蓄積の高い会社の雰囲気である。
一同、ほんとうに経営者の姿勢が風土を作るのだなあと感嘆した。
M社の相談役、社長様、さらにみなさま
ほんとうにありがとうございました。
このご恩返しは、参加した2社が
いただいた智慧を活用して
自社の経営をさらに改善、発展させていくことだと思いました。
コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした.