言葉は思考の源、日本語に強くなる。
2010.10.02
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
過日、ある会社の経営会議に出ました。
なかなか考えられた会議だと思いました。
あえて、課題に感じたことをお話しすると
出席している方々の発言が
何を言いたいのか分かりにくいなと感じました。
そのことを弊所の才木と話をしていたら
「どんなトレーニングをしたらよいですかね?」と
質問をしてきた。
これはよい質問である。さすがですね。
「そうやなあ・・・」とこの質問を契機として
わたしも頭が回り出すのである。
やっぱり、分析的にものを考え、表現するということが
まず必要ではないだろうか?
わたしは、「すじ道立てて考える」という言い方をするのだが
そうした論理的に考えることを習慣化してほしいですね。
論理的にとは基本的に、原因と結果の関係をつかむことが目的です。
そのパターンにはいくつかあります。
・システム思考(ものごとの原因と結果の関係を考える)
・ロジックツリー(ものごとの原因を因数分解していく)
・ファクトファインディング(事実から帰納する)
などです。
これらの考え方を体得して、
何かの問題に適用できるようにすることです。
次にそれをうまく表現(書いたり話したりする)できるようにします。
・原因→現象、現象→理由の順にまとめる。
・箇条書きで表現する;時間順や大事な順
・要約するなどです。
さて、それとは別に
日本語に強くなることも必要ですね。
どうすれば、日本語がうまくなるのでしょうか?
いくつかトレーニング方法を考えました。
・読書課題をこなす。
・新聞を取る。
・社内で読書会をして輪読する。
特に本を読むのを聞くのは、
その人の読む力を測るのにはもっともよい方法だと思います。
こうした力の訓練は大事ですね。
人間は、言葉を使ってものを考えるのですから
言葉は決定的に大事です。
コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。