お金の殖やし方を研究しましょう。

経営者であるあなた！

お金の殖やし方

研究していますか？

昨日の資金感覚のつづき

今日は、『お金の殖やし方』

についてお話しましょう。

それにしてもこの節

お金が増えませんね。

普通預金に１年間

お金を１００万円預けても

もらえる金利は

たった２００円です。

そのかわり物価も

あまり上がって

いませんでしたが。

まあお金に魅力がないのですね。

お金に対する需要がないのでしょう。

それだけ経済が

停滞しているのですね。

物価が下がっていくなら

たんすの奥にお金を

しもうていたらいいですが

でも物価が上がっていったら

自分の財産が

どんどん目減りしますよ。

というわけで、防衛的にでも

経営者たる者

お金の増やし方くらいは

たしなみとして

知っておくべきではないですか。

ではどうするか？

そのためには、まず金融機関と

お付き合いすることです。

わたしのお奨めは

外国の投資銀行ですね。

なにしろノウハウと商品群が幅広い。

行員さんをアドバイザーにして

少しばかり

自分のお金を動かしてみる。

まあ、それしか

強くなる方法はありません。

やはり体験ですよね。

なにしろ、資金は感覚

つまりさわって初めてわかる

というわけです。

さて、では、

どんなお金の働かせ方があるか？

順に見てみましょう。

１．預金

　だめですな。

　普通預金、定期預金

　デュアルカレンシーデポジット

　というのがあります。

　これ一種のオプション取引ですね。

　あるドル相場で握って

　当たれば円↔ドル転

　こっちが勝てば金利を数％もらえる

　って建てつけの商品です。

２．国債や公債

　これには、国内・外国のもの

　それに現物と投信があります。

　まあ安心でしょう。
　

３．社債

　これも同じ国内・外国、現物・投信あり。

　お奨めは

　ハイイールド債

　銀行などの劣後債

４．株式

　これも区分けは同じです。

　面倒くさい人は

　日経連動の投信がいいでしょう。

　なにしろ日経平均が

　２年ほどで３倍になったのですから。

　「まだまだいけるで」
　とのたまう方もいらっしゃいます。

４．通貨

　ドル・ユーロその他、そしてＦＸ

　きょうびのドル高で

　もうけた人も多いのでは？

５．デリバティブ

　ヘッジファンドなんかどうですか。

　トレーダーに任せて

　がんばってもらわなしゃあない。

６．不動産

　現物や流動化商品　

　収益不動産ですね。

　これは事業承継の

　株価引き下げ対策にもなります。

　区分所有オフィス建物、

　学生賃貸マンション、

　メガソーラー…

　次から次へと商品がありまんな。

　さらにＲＥＩＴですね。

７．生命保険

　終身・個人年金・変額保険・

　外貨建て…

　これも節税対策に使いますね。
　おなじ節税対策には、

　レバレッジドリースがあります。

８．コモディティ

　これは危険でしょう。

　まあ金くらいはいいか？

　穀物や石油、

　それも先物となると身震いがします。

とにかく、リスクとリターンはトレードオフ
つまり儲けたかったら、

多少リスクを覚悟せよということ

そんなのいやという方は
タンスに貯金しておきましょう。

欧米の金持ちは
お金を増やすのではなく、
インフレに対処するために
お金を運用するとのこと
なんと上品ですねえ。

いずれにせよ、

安全とリスク

短期と長期

フィックスと流動性

バランスをとって

一度、挑戦されたらどうですか

会社のお金ですから

ムリは禁物ですが

さりとて、たいまいのお金があって

それをほったらかしておくのも

株主からみれば

経営者、何してんねん！って感じ

まあ限度を決めて

やってみることです。

しかし一方で

経営者はいそがしいもの

要らんことに時間を取られたらダメ

放置プレーできるように

しておいてくださいね。

スティーブ・ジョブズ

が毎日おんなじ服を

きているようなもんです。

では、またです。

会計事務所の可能性を追求する

御堂筋税理士法人＆

組織デザイン研究所

税理士コンサルタント　小笠原　でした。