御堂筋税理士法人創業者ブログ

毎月、会議に参画して

業績の向上に、

ともに取り組ませていただいている

B社

 

毎月、会議の少し前に

経理の責任者から

コックピットが送られてくる。

 

今月は、というか今月も

期待に胸をふくらませ

また不安にドキドキしながら

添付ファイルを開いた。

 

売上高126,000千円

粗利益 22,350千円

利  益  4,500千円

 

ほんまか、すごい!

やったあ!

おもわず心のなかで叫んでしまった。

 

ここ半年ばかり

如実に改善の兆しはみえていた。

6ヶ月、3勝3敗だったからだ。

 

この会社はもともとが商社

だが、ゆえあって

もの造りをめざした・・・

そして3年が経った。

 

悪戦苦闘、想定外のことが続く

事業の立ち上げである。

 

そのあいだ

先生頼みますと

リクエストをうけた私は

コックピットを設計して

毎月、製造と販売の

責任者たちを集めて

業績を挙げるための

検討を重ねてきた。

 

メンバーたちの

腰の重さ、スピード感に

社長ともども

イライラしたことも

無数にあった。

 

銀行からは

しびれを切らして

再生専門のコンサルタントを派遣させよ

との圧力がかかる。

社長が防波堤として

それを拒んできた。

 

コンサルタントの限界は

自分で毎日経営する

わけにいかないことだ。

その点でコーチに似ている。

 

自分がフィールドに立てば

さっさと こうするのにとの

思いはあっても

それを推進するのは

社員の皆さんだ。

 

しかしこの数字を見ると

これまでの辛吟が

浄化される心地だ。

 

メンバーたちの笑顔が

脳裏に浮かぶ。

 

愚直な営業の皆さん

黙々と取り組む製造の皆さん

経理と業務の人たち

彼らが耐えて、

粘りある実行が

ようやく成果を生みだした。

 

社長の喜びは

如何ばかりだろうかと

拝察する。

 

しかし喜ぶのはまだまだ早い。

素材の相場、経済の環境は

いつの世もそうだが

荒波の大海に似ている。

そんな中で

わが社はただよう小舟のようなものだ。

 

わたしのこの会社への

期待値は経常利益1億円である。

その実現に向けて

手を休めている暇はない。

 

年老いて衰えつつある

小職の脳みそだが

この点ではまだまだ奉公

してもらわなければならない。

 

後日、会議におじゃまするのが

楽しみである。

 

会計事務所と

経営コンサルティングの融合

 

御堂筋税理士法人&

組織デザイン研究所

 

ファウンダー 小笠原 でした。


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