御堂筋税理士法人創業者ブログ

みなさん、おはようございます。

とっても興味深い

グーグルの経営の考え方

昨日書き残した

残りをご紹介します。


5.コミュニケーション

インターネット時代の

従業員の仕事は「考えること」だ。

もちろんインターネットの世紀にも

カネは重要だが、

企業にとっての真の生命線は

情報である。

21世紀の企業において

カギを握るのは、

スマート・クリエイティブを吸い寄せ、

すばらしい仕事をさせることだが、

彼らに十分な情報を与えないかぎり、

それは不可能だ。

⇒それはそのとおりだ。

まともな人間の真の協力を得るには

業績はフルオープンしなければならない。

ということは、処遇についても

腹をくくるということだ。

だが、その見返りは

とてつもなく実りある。

もう一つ、

透明性の具体例といえるのが

OKRだ。

OKRとは個々の社員の

目標と主要な結果指標である。

すべての社員が四半期ごとに、

自らのOKRを更新して

イントラネットで公開する

ことになっており、

他の同僚が

どんな仕事をしているかが

簡単にわかる。

⇒業績目標と数字を

宣言してもらい

見える化することは必要

 (ラリー(創業者の一人)がなぜ

現場の細部を知っているのかについて)

ラリーは現場のエンジニアから

情報を得ていた、

「スニペット」という

便利なツールを使って

直接情報を集めているのだ。

スニペットは各社員の

週次報告書のようなもので、

数分もあれば記入できる

簡潔な内容だ。

⇒やはり業務日報は必要で

目を通さなければ

グーグルでは

新プロダクトや主要機能を

発表した後、

担当チームに「反省会」を

させている。

⇒これは弊社もそうで同感

グーグル屈指のリーダーのなかには

会話を促すために、

ちょっと変わった試みを

する者もいる。

たとえばウルス・ヘルツルは

"ユーザーマニュアル"を作った。

部下に自分という人間の扱い方、

壊れた場合の修理法などを

説明するためだ。

⇒上司マネジメントは大切で

それを上司の方から

コツを伝えてあげるのは

親切の極みだろう。

仕事に限った話ではないが、

何かを人に伝えたいと思ったら、

たいてい20回は繰り返す必要がある。

数回言うだけでは、

みんな忙しすぎて、

おそらく気づかないだろう。

…だからリーダーは常に

"コミュニケーション過剰"

であるべきだ。

…「お祈りはいくら繰り返しても

ご利益は減らない」。

⇒そうやなあと染み入った。

これは習慣として取り入れよう。

それにしても心に邪悪がない

まっすぐな人だ。

というわけで

下記のルールが示された。

正しいコミュニケーションの

過剰のルール

①そのコミュニケーションは、

 あなたが全員に伝えたい

 重要なテーマを強調するものか?

②コミュニケーションは効果的か?

③コミュニケーションは

 おもしろく、楽しく、刺激的か?

④コミュニケーションは

 こころがこもっているか?

⑤コミュニケーションは

 正しい相手に届いているか?

⑥メディアの選択は適切か?

⑦正直かつ謙虚に。

 不運な事態に備えて好意を蓄えておこう。

単調な職場会議をおもしろくする、

簡単な手がある。

参加者に出張の報告をさせるのだ。

⇒なるほど、使えそう。

メールの心得

メールはとにかく

有益で有効なツールだが、

根っから楽観的で前向きな人にまで

不要な不安やいらだちを

感じさせることがままある。

相手にそんな思いをさせないために、

私たちが心がけていることを紹介しよう。

①すぐ返信する

 …短くてよい「了解!」

②メールでは一言一句が大切で、

 ムダな長文は要らない。

③メールの受信トレイは

 常にきれいにしておこう。

④メールの扱いは

 後入れ先出し法で

⑤自分が「ルーター」

 であるのを忘れずに

⑥BCCを使うときには、

 その理由を自問してみよう。

⑦メールで相手を叱り飛ばさない。

⑧仕事の依頼を

 フォローアップしやすくする。

 ~自分にもフォローアップ

  として送っておく。

⑨あとで検索しやすい

 ように工夫する。

 ~キーワードをつけて

  自分に転送しておく。

⇒私も含め、不作法を

 ぜひ直したいと思っている。

シチュエーション別の

コミュニケーションのルールブック

を作っておく。

1:1の面談~

ミーティング中に話し合うべき

トップ項目

①職務に対するパフォーマンス

②他の部署との関係

 (組織の一体感・一貫性を保つのに不可欠)

③マネジメント・リーダーシップ

④イノベーション

 (ベスト・プラクティス)

⇒弊社、幹部諸氏

 そういうことのようです。

6.イノベーション

イノベーションとは

「新たな大ブーム」を

つくりだすことだ。

CEOはCIO

(最高イノベーション責任者)であれ。

ユーザーに焦点を絞る。

発想は大きく、(ほぼ)

実現不可能な目標を設定する。

70:20:10のルール

…リソースの70%を

コアビジネスに、

20%を成長プロダクトに、

10%を新規プロジェクトに充てる。

…新しいアイデアに

投資しすぎるのは、

投資が足りないのと

同じぐらい問題である。

…10%が適切なのは、

もう一つ理由がある。

クリエイティブは制約を好むのだ。

絵画に額縁があり、

ソネットは14行

(俳句は575みたいなもの)

ときまっているのはこのためだ。

⇒欧米人の一般教養と

ユーモアはやはりすばらしい。

…イノベーションを奨励するときに

一番やってはいけないことは、

資金を与えすぎることだ。

世に出してから手直しする。

失敗は壁ではなく、

道と考える方がよい。

ビジョンについては頑固に、

細部については柔軟に。

ざっとまあこんなところかなあ。

スマートなこころにふれた

本でした。

会計事務所の可能性を追求する

御堂筋税理士法人&

組織デザイン研究所

大阪 税理士 小笠原 でした。


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