事業承継のご報告

大阪の税理士　小笠原　です。

今日は浜松町で６ヶ月間にわたり取り組ませていただいてきた
お客様のところで、
社長さんに事業承継対策の最終報告をさせていただきました。

お正月にご家族が集まられるというので
ご兄弟４名さまと、お父様お母様用に
合計５冊の報告書を作成し
内容をご説明させていただきました。

（これが事業承継対策報告書です）

対策についての取組みを振り返り
お正月にどうご家族に説明するか
相談をさせていただき、
さらに、事業承継についての
基本的な原則というか、大切な考え方をお話しさせていただきました。

・会社の健全な存続・成長が不可欠の前提です。
・できるだけ早く着手してください。
・長期のプランを作ってください。
・経営者・後継者・家族でよくコミュニケートしてください。
・専門家を交えて進めていってください。
・経営権（議決権や株式）は集中させてください。
・子供に美田を残さず・・・もっとも価値ある遺産は教育です。
・争族にならないように、家族の状況への配慮をしてあげてください。
・またもらう方は財産をいただけたら望外の幸せだと思ってください。
・後継者のキャリアの開発を計画的にしてください。
・後継者をサポートする人材を育成していってください。
・経営者、後継者ともに、資産形成をしていってください。

これが私の事業承継課題に取り組む際の原則です。
皆さんいかがでしょうか？
ちなみに社長さんは、『争族』ということばが
いたくお気にいられたご様子で
とてもうれしく思いました。

年明けには、わざわざ東京から
弊社の新春セミナーにご参加いただけるとのことで
これからは、お会社の経営の支援を通じて
肝心かなめ、事業承継が必要であるみなもとの
事業の存続と発展にむけて
お手伝いできればと思います。

税理士小笠原／河原事務所　小笠原　でした。