御堂筋税理士法人創業者ブログ

今日からある会社で
ようやくできた生産職場ごとの
経営のコックピットを活用していくという取組みを始めた。

はじめにお話ししたことは
皆さんに期待されていることは業績を挙げるということで
そのためにコックピットを使って生産性を高めていかなければならないということだ。

生産性とはなにか?参加メンバーの幾人かに尋ねてみた。
いわく、「効率をよくすることです。」「ムダを省くこと。」・・・
そのとおりですね。

生産性は算数に式では、

 生産高・粗利益
―――――――――
 人・材料・機械

とあらわされる。

これは割り算にみえるが、
実は、分母がインプットで、分子がアウトプットだ。
つまり、使うものの変換効率をいう。

生産性を高める知恵を働かせるためには
数字に強くなることが必要だ。
ここのところをきちんと理解してもらわなければならない。

そこで
「数字で表せないものは、管理されない!」
ということを腑に落してもらう必要がある。

そこで、メンバーにこう尋ねた。
「皆さんは、日々の仕事で、職場で
何を、どんな数字を管理して(視て)いるのか?」

そのテーマでグループの話し合いをしてもらっていった。

それは生産高から、材料、費用、工数、生産性、品質など多岐にわたった。

それをふまえて、コックピットは使えるのかを検討してもらった。

そこで出てきた課題は7つあった。
・計画と実績の比較?
・生産損益の算出に意味があるのか?
・コックピットでは個別原価はわからない。
・元になるデータの信頼性が?
・作成するのに時間が、日に30分も掛かる。
・標準が妥当か?
・そもそもコックピットの見方がわからない。

なるほど、さまざまな問題がある。
ということで残った時間、コックピットの見方を説明した。
皆さんよくわかったということであった。

なので、次回は先に7つの課題について
あらかじめ、意見をもって臨んでもらうこととした。

まあ、日常このような活動をしているわけである。
ご参考までに

コンサルティングに強い経営エンジン研究所 税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原でした。


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