御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

哲学はなぜ生まれたのでしょう?

それは死すべき存在としての自分たち人間について
ほんとうにそうなのか?永遠や真実はなになのかという
せつなく、切実な問題に取り組むところから
生まれたのではないでしょうか?

そこから世界の本質、存在の意味、実在の可能性などに
必然的に思索が進んでいったのでしょう。

そこで私たちが住んでいるこの宇宙
それは神様が創り統治しているのか?
そこになんらの超意思もないのか?
と、まあ大きく二つの考えが出てきそうです。

それが神様を信じる人、無神論にも分かれるのでしょうか。
もし神様がいると思うと、
そこから人が生きる、行かされている意味が問われそうです。
つまり何らかの目的を考えるあり方です。

一方無神論だと
存在は偶然、そして決定論
(なにがどうなるかあらかじめ定められている)的な
考え方が出てきそうです。

有神論は、こころを大事にする唯心論に結びつきやすそうですし
無神論は、ものありきとする唯物論に結びつきそうです。

唯心論は、人間の右脳、こころのあり方を大切にしそうですし
唯物論は、人間の左能 世界のメカニズムに興味が行きそうです。

右脳と左能、よりよく生きていくために
人間にはどちらも要りそうですが。

さて、経営者は、ものも扱いますが、とりわけ人を扱いますね。
人は人によって、動かされるもの
「人間」ですから、人の間で生きています。
意気に応じる、至誠天に通ずと、
まあ、自分のあり方、働きかけが人を動かすもとでしょう。

となると
経営者、管理者・・・いわゆるリーダーは
こころのあり方を見つめていく必要があります。

そこで、やはり世界は何のためにあるか
人は何のために生きているのか、生かされているのかを
問い、学び、考えて行く必要があるように思うのです。

昨日おとつい、ギリシャ哲学史をまとめながら
ときどきふとそんなことが想起されるのです。
ひとつもまとまっていませんが。

補足
ところで、古代ギリシャ史はなにをどうとらえて学べばいいのでしょうか?
私は4つの視点から考えてみたい。
一つ目は、なぜどういうことでギリシャに哲学が起こったのか?
二つ目は、ソクラテス・プラトン・アリストテレスに影響を及ぼした
       それ以前の哲学とはどのようなものだったか?
三つ目は、ソクラテス・プラトン・アリストテレスの思想の中身と
       それがその後にどのような影響を受けたか
最後には、彼ら以後の哲学と、それらが次のキリスト教世界に
       どのような影響を及ぼしたかです。
なぜなら、私たちの生きている現代、日々の生活の基礎の多くは
西洋に発達した思想、科学の考え方の下にあるからです。
したがって、西洋哲学を考える
それは、すなわち私たち自身をふりかえることに他ならないからです。
よりよく生きていくために。

コンサルティングに強い 税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。

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