御堂筋税理士法人創業者ブログ

さて、24日にお話した

骨休め?ヨーロッパ旅行のその後である。

(ざれごとなのでスルーしてもらってけっこうです。

m(_)m)

なにしろ

クリスマスは日本でいえばお正月。

旅行者にと って

アンラッキーなのは

ほとんどのお店が閉まってしまうことだ。

さらにレストランも・・・トホホ

兄貴の古稀のお祝いなど

まあ必要な買い物は

24日の午前中に済ませられたのでOKだったが。

4泊したウィーンのホテルは

ホテル・アム・シュテファンプラッツといって

ウィーンのどまんなか

観光地の中心に位置する。

シュテファン寺院といって

ウィーンのメルクマールのような

壮大なゴシック様式の寺院が立っている。

日本でいえば

銀座4丁目の角に浅草寺があったとして

その真ん前にあるホテルという感じだ。

しかも、今回の部屋は

その寺院の真ん前に面している。

とにかく最高の立地である。

買い物に便利で、

しかも歌劇場まで徒歩10分。

(404号室、シュテファン寺院の真向い

窓からみた景色もゴージャス)

モダンで居心地よい部屋、

朝食もOK(朝シャンもある!)、

スタッフもフレンドリー、

かなり気に入っていて

今年はさらに気に入った!

思わず、仕事のメールで

欧州事務所より…

と打ってしまったくらいだ。

(仕事中のスタッフに失礼だ。

 ほんと、いつまでもばかですねえ)

⇒http://www.hotelamstephansplatz.at/ja/

さて、かんじんの旅の目的

オペラめぐりのつづきだが・・・

25日は、シュタットオーパー(国立歌劇場)で

モーツアルトの魔笛。

なにしろ演奏はウィーン・フィル

世界最高峰のオペラと演奏だ。

リゴレットもそうだったが

安心して見ていられる。

魔笛もこの日が初演。

のっけから、3人出てくるはずの歌手が

1人しか出てこず、あれれ・・・?

と思っていると

舞台関係者が出てきてお詫び

そして最初からやりなおしと

まあ受け狙いの演出はご愛嬌

しかしわかりやすい演出で

クリスマスの夜を楽しませてくれる。

歌手も粒ぞろい。

それに、お値段もうれしい。

(日本ではとてもこうはいくまい)

それにしてもモーツアルトはいいねえ。

話しはフリーメーソンに関連して

多少政治的だといわれているが、

何よりも音楽が最高である。

あちこちにちりばめられた

名曲が身も心も酔わせる。

翌26日は、もっとくだけた感じの

フォルクス・オーパー。

まあ大衆劇場とでもいいましょうか。

とにかく芝居小屋に近い感じだ。

お題目は

クリスマスに定番の

フンパーディング作

ヘンゼルとグレーテルである。

メルヘンの世界だが、

われわれも子供のころから

聞きなれている歌が

耳にここちよい。

(ただ私たち外国人にとっての問題は

サブタイトルがないことだ。

ドイツ語の歌詞とセリフはさっぱりわからん。

・・・しかし此処、

イタリア語のオペラでも

字幕がでないのかな?)

だがここは、

楽しい楽しい芝居小屋の雰囲気だ。

(お値段も実にその程度)

それでいて、けっこう上質のパフォーマンスだ。

なにしろ、シュタット・オーパーと

並び立つ歌劇場だもの。

ところでこの日は

日本から高校生たちが

欧州音楽勉強旅行で来ていた。

しっかりと感じて帰ってほしいものだ。

さて、幕が引けて

カーテンコールも見ずに

ダッシュでクロークに駆け込み、

さっと外に出たら雪!

タクシーを飛ばして

予約していた

ホテルインペリアルのレストランへ急行

賞味期限切れの

クリスマス・ディナーとしゃれこむ。

「えらいはよ来ましたね!」と

名物ウェイターに言われ着座。

注文は、簡単に

私はパスタ、家内はアヒルの焼いたのを頼む。

ところがである・・・

下の写真のような

びっくりするくらいのウェルカムおつまみと、

これもびっくりするくらいの

食後のサプライズデザートに、

あとになってから、

これなら注文はいらんなと

家内と顔を見合わせる。

(これがウエルカムサプライズ?

この前にも一品あって三品ある!

おとなりのファミリーも

そやろ!という感じで

私たちの方を見ていた)

(さらに食後のデザートの贈りもの

デザート要らん主義の私はびっくり!)


・・・ととつぜん


向こうのはしの席で

まるでマリリンモンローそっくりの

超エロい、おバカそうな?

プラチナブロンドのおねえちゃんの

ささやくような歌声が聞こえてきて・・・


ぎょっとしてその方をみると、

ええ年した、えせ紳士?風な年配の男に

まるで映画の一シーンのように

おねえちゃんが

かまを仕掛けている風景が飛び込んできた!

おもわず目を疑った!!!!!

ウィーンを代表するホテルの

客とてまばらな

クリスマスの大人の夜

まったく戦前の映画の世界そのものである。

まさにヨーロッパ恐るべしである。

なんでもありやなあ(ため息)・・・


(これはほんもの、

 実際のおねえちゃんは、かなりはすっぱだった)

となりの家族づれのゲストと

おもわず顔を見合わせて微苦笑。

臆面もないその行為は

けっこうひつこく続いた。

折悪しく?あるいは折よく

ウェイターもいないし。

・・・さていたとしたら何か言ったのだろうか?

しかし、ここの食事は見直した。

安心していただける。

ウェイターのサービスも、

お皿に適したご推薦の

ワインとともにだ。

それにコスパがいいね。


(この画面、右手前写真の外の席で

マリリンモンローの再現劇がなされた。

ちなみに私たちは、左奥のコーナーの席だった)

「クリスマスイブのディナーを

予約できなかったんだけど?」と

ことのついでに尋ねてみたら、

さっそくヘッド・ウェイターが

クリスマス・メニューのカタログをもってきてくれた。

来年はそれで予約してくださいと。

了解!

いずれにせよウィーンの4日間

よるの外出以外は

ほとんどお部屋でパソコンと読書

まあ、日曜日に家にいるのと

ほとんどいっしょやなあ。

ライフスタイルとはそんなもんか?

それで次の日は朝ゆっくりして

旅支度を終え、ザルツブルグへ向かった。

呼んでもらったタクシーの運ちゃんが

チョー話し好きで、

「ウィーン暮らしはどうか?」と訊ねたら

「最高だよ」といった。

経済はよい、文化、安全、食べ物など

申し分ないとか。

こういう風にいうのはめずらしい。

やはり政治がいいのかな?

運転手さんだから多少異国風で

「母国はどこか?」と聞くと

親の故郷は

モンテネグロだという。

ギリシャに近く、

アドリア海の陽光をたっぷり浴びた

バルカンの小国である。

とても安全、話し好きの

すてきな国らしい。

ウィーンから40分

車で5~6時間とか

一度行ってみようかな?

という気になった。

ということでウィーン西駅に到着

ウエスト鉄道という民間の電車で

ザルツブルグへ向かう。

これも超安い、1人5,000円ほど

この鉄道、

いわばNTTのネットワークの上に

AUが乗っているようなもので

国鉄の線路を走る民鉄である。


(ザルツブルグへの旅は雪模様)

席もゆったり、

多少オーストリア国鉄

自慢の新幹線

レールジェットに比べると

時間がかかるが

それでものぞみとこだまの差もない。

さて到着した

ザルツブルグはめずらしく雪模様



さっそくいつものお宿に直行

おりよく奥さんが出迎えてくださった。

さっそくに、人のよいのに甘えて

思い切りレストランの予約の相談をなげかける。


(やさしいクーン氏と世話好きグルメの奥さま)


食べるの大好きの奥さん

(ちなみにスーパー滑降の

元世界チャンピオンでいらっしゃるが

のお奨めガイドは

さらに進化していて

熱っぽくお勧めのお店をご紹介くださるが、

どこもクリスマス休暇などで

うまくことが運びません。


「アレンジしておいてあげるから」

というお言葉にお任せして

さて、お昼もいい時間

よくいく韓国料理のお店に

ランチを食べに行く。

ドアを開けたらマダムがいて

びっくりした表情。

「久しぶりですね。お元気でしたか?」

とテーブルに招いてくださる。


(すてきなマダムのソン・ウンヒ氏

 モダンダンスの先生でもある)


さてオーダーが終って

マダムが席にきてくれた。

となりの椅子を引き寄せて

本格的に話し込む姿勢・・・

あれこれ商売の状況や

国のご両親のお話などお聴きする。

そのとき姿を見せたかわいい学生さん

「うちの娘です」と視線で示す。

とっても美人である。

ミュンヘンの大学で勉強中とか。

「私は42歳です。」

若いお母さんだなあ。

家内が、ご主人は?と知りたがったが

そんなこと聞けるか!

肝心のメニューも

ますます進歩していて

味もどんどん素敵になっている。


(手前、れーめんのそばで作られた焼きそば

向こう、キムパップ、いずれもマイルドでうまい!

またフランス料理ばりのデコレートである)


(なにしろ、モーツアルテムという

音楽学校の中にあるので)

高い家賃を負担しなければならないが

ぜひがんばって!


「今度、夏に来ていただいたら

わたしのアパートにお招きします

とっても静かだから・・・」と

とってもありがたいお言葉をいただく。

ほんとうれしいな。楽しみである。

そしてオペラである。

今回の最後の演目は

ランデス・テアーター(州立劇場)の

オペレッタ「白馬亭にて」。

この劇場にははじめて入るが

小さな劇場で

でもとても素敵な雰囲気である。

定員は500に満たないのではないか?


(立体的で、まるい空間、舞台への距離は極めて近い)

白馬亭とはこの近くのリゾート

ザルツカマーグートにある

老舗のホテルの名前。

そこの女主人と給仕長を中心とした

まあ有名なオペレッタである。

(ちなみに、そこいらは

ドイツ人にとっては軽井沢の

ような風光明媚な避暑地なのである)

話しはただただ恋愛のさや当ての

茶番劇だが何も考えずに楽しめる。

(しかしサブタイトルがないので

セリフの内容はさっぱり)

まあ劇団四季の公演と

思っていただければいい。

田舎の芝居小屋といっちゃ失礼だが、

それでもさすが本場である。

粒ぞろいの歌手、ダンサー

日本人と思しきメンバーも3人ほどいらっしゃる。

お値段も四季のチケット程度である。

うれしい。

なにしろ、この値段でこのクオリティだ。


幕が引けて10時すぎ

もう食事処はさすがに少ない。

しかたがないので?

すぐそばのホテルザッハーで

軽く腹に食事とワインを流し込む。


今年はじめての雪らしい。

文字通りのホワイトクリスマスとなった。

そして今日28日

予定は何もない。

いろいろウィンドウショッピングもしたいが

みたいお店は休暇が多い。

ゆっくりと過ごして明日帰ろうと思う。


今は、朝食中

ふとしたことから

アメリカのご夫婦とまた談笑中である。

これだから旅は楽しい。


(クーンさんのホテルの朝食会場から外を見る)


帰ったら、お正月である。

P.S

それにしても近ごろの旅行

鉄道、ホテル、チケット、レストラン

飛行機以外は

すべてインターネットから予約済み

私にめずらしく抜け落ちがなかった。

すべてがスムーズで便利な時代ですね。



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