御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

今日は建国記念の日、でも大阪はあいにくの雨模様
でも実はあまり関係はありません。
なぜならお得意先の経営計画の検討会だからです。

今回は拠点別の営業課題について
新たな若手幹部も加わっての課題検討です。
去年までは社長や私がリードしての検討でしたが
今年は、次に連なる幹部が
内容やスケジュールを考えて
進行をしてくれました。

内容は、
来季の経営会議の進め方の改善や
商品別の販売政策の検討や
重点点に対する助成、販売促進の方法など
盛りだくさんです。

社長の方から、「これからは君らが考えるように」
との指示で、がぜんみなさんが自発的に活動しだしたわけです。
考えてみれば、もっと早くからこうした形にしておくべきでした。
いつまでも経営者やコンサルタントが内容までも
決めてしていたら、どこまでいっても幹部の成長はありません。
わたしたちは、いかに彼らに助言を与えながら
彼らが自主的に運営していくようにもっていくかですね。

4グループに別れて、小グループでの討議から
ワールドカフェ的に論議していくようにしていたのは
来月、試験的にワールドカフェをやってみる練習にもなります。
なかなか意欲的いいじゃないですか。
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すべての話し合いが終わって
講評を求められたので、
「従来わが社の計画は、売上が昨年110%で・・・
といった計画の立て方がまだ色濃くのこっていた。
これはわたしの指導力不足で申し訳ない。
今回、行動計画に踏み込んで論議してもらっているのは
わたしとしては我が意を得たりの思いです。

今朝読んだ本の中に
『科学的なしごとのうちで仮説を立てることが
もっとも重要である。
なぜなら、仮説が実験や情報収集のための
必要な条件だからである。」
と書いてありました。
これは、計画を立てる上で
仮説作りがもっとも大事だということを意味しています。
今日はみなさんは仮説を立ててもらったのです。
仮説を立てることが経営計画であって
売上の数字を整理することが経営計画ではない。
みなさんが立てた仮説が現実に照らして
妥当なのか、見当はずれなのかを検証していくことが
業績を上げる上でのもっとも大事な作業になるのです。」
とお話ししました。

最後のあいさつで社長さんが新しい参加者に対して
「今までは歯車だったかもわからないが
今日からはモーターなのでそのつもりで
しっかり頼む。」とおっしゃったが
これはなかなかよいたとえだと思いました。

大いに収穫のあった一日でした。
みなさん、お休みの日をつぶして
課題を真剣に検討していただき
お疲れさまでした。

コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。


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