御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

今、わたしの頭の中にあるもやもやしたアイデアの原型のひとつが
数字に強くなる経営ということです。
これをどうしたら、世の社長さん方に
そうだ!そのとおり!とご理解いただき、学んでいただけるか。
これってけっこう中小企業の経営、ひいては世の中のお役に立つ
だいじなことだと思うのです。

『数字に無理解な社長は必ず会社を潰す!』

肝に銘じていただきたいのです。

最近、いろいろな倒産危機の事例を体験して
なお一層、その感を強くしています。

そして、このことを納得していただいたら
①自分で勉強して数字に強くなる
②数字に強い人に補完してもらう
どちらかをしっかり採ってもらいたいのです。

さて、数字に強くなる講座の学ぶ手順ですが
①基になる知識を学ぶ
 ・・・決算書の見方と経営の判断のものさしづくり
 ・・・損益計算書は儲け方をあらわす。
 ・・・貸借対照表はお金の残り方をあらわす。
 ・・・キャッシュフロー計算書はお金のまわり方をあらわす。
②心がまえを身につける
 ・・・販売の承認・粗利管理・時間の管理・経費の支出承認をしっかりする。
 ・・・回収条件・在庫方針・支払条件を決め運転資金構造を決める
 ・・・投資の判断基準を持つ
 ・・・月内の資金繰りのパターン、最低資金量を決める。返済条件を決める。
③しくみづくり
 ・・・もうけを早くつかむ→販売締め、原価記入、月次決算
 ・・・もうけを正確につかむ→売上・仕入・在庫・経費を正確につかむ。
 ・・・資産の残高を正確につかみ、正しい仕訳をする。
 ・・・資金繰りの管理→1年~3ヶ月~月次の予測・実績把握・修正のしくみ
④具体的な運用
 ・・・「儲けのスピードメーター」→毎日の売上・粗利をつかむ
 ・・・「儲けのカーナビ」→月次の決算と予測
 ・・・「経営のコックピット」→予測・再分化・活動の情報をつかみ、
   分析・反省・気づき・行動宣言をできるようにする。
⑤実際にチェックする。
 ・・・日々のチェック項目を決める
 ・・・月々のチェック項目を決める
 ・・・年次のチェック項目を決める
 ・・・随時のチェック項目をきめる
です。いかがでしょうか?

5月13日に三菱UFJさんでこうしたセミナーをさせていただきますが
より内容を深めるように努めたいですね。

コンサルティングに強い 税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原 でした。


関連記事

Noimage ブログ

新潟でのセミナーは準備不足で反省しきり

Noimage ブログ

2代目の心得セミナー

Noimage ブログ

才覚ある人にはお金が集まるものだなあ。

Noimage ブログ

得意先の社員旅行での人事考課研修実施

Noimage ブログ

売上の上がらない時代の利益アップセミナーのレジュメ作り

Noimage ブログ

世界の3大テナー、ドミンゴさんのコンサートに行きました。

Noimage ブログ

6社合同での営業の勉強会

Noimage ブログ

リーダーの声のトーンが会議や研修の雰囲気を決める