御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

経営のご相談を受けたとある会社のお手伝いをするにあたり
まず、全従業員さんのご意見をお聴きしたいと思い
インタビューの機会を設定していただくようにお願いしました。

意見を書いていただく用紙をあらかじめお渡ししておき
事前に書いてもらっておきました。
おしえていただきたいことは次のことです。
1.この会社の良さの評価
2.その評価の理由
3.わが社のよいところは何だと思うか?(雰囲気、ビジネス内容)
4.わが社の悪いところ、課題は何だと思うか?(雰囲気、ビジネス内容)
5.会社がよくなるために取り組むべきことがら
6.その他ご意見やご質問

事前に従業員さんについてあらかたの知識をインプットしておいて
会社におじゃまし、場所を設定してもらい
インタビューを進めていきました。

まずお会いしたら、ご様子やお顔を拝見して
お時間をいただいたことに感謝の意をあらわします。
そしてインタビューの目的をお話しし
この結果はレポートでトップと皆さんにご報告すること
その際、必ず誰が言ったか特定できないようにすること
ここでのお話は口外しないことをお話しします。

そして、お持ちいただいた回答用紙をいっしょに拝見し
その流れに従い、インタビューをさせていただきます。
こころをすなおにして、説明をお聴きしながら、
この方の言わんとすること、その背景
この方が何に関心をお持ちか
どのような立ち位置とアングルで、
どのようなことにカメラの撮影機をあてているのか
どのくらい大きく構図をかまえているのか
あるいは、特定のことにフォーカスしているのか
キーワードはなにかを考えさせていただきます。

こうしたことを全員の方と繰り返していきますと
だんだん、皆さんのお話が立体的に像を作っていきます。
その像とは、わが社の文化、しごとの進め方、ビジネス構造
強み、弱点、課題などです。

最後に、とても参考になったことに対し
こころからお礼を述べて終わります。

さて、インタビューが終わったら
数日、そのことを頭の中で寝かして
そしてレポートの作成にかかります。
そしてあわせて、皆さんの
人柄のタイプ、組織で貢献できる役割について
まとめておきます。

こうして、後日お客様に報告することになるわけです。
報告はトップ陣にさせていただいたあと
お話を聞かせていただいた皆様に直接に
ご報告をさせていただくようにするのです。

こうした皆さんのお話をお聴きすることは
お会社に携わらせていただく第一歩になりますね。

コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原でした。


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