御堂筋税理士法人創業者ブログ

某社の会議に参加した。

約、3時間半、今日もかなり突っ込んだ論議となった。
業績の資料もかなり実態を表すように改善されてきた。
資料に決定事項を書き込みながら
会議の進行を司るのは、かなりの集中力が必要で
老体にはいささかこたえる。

さてトップはともかく
幹部クラスの思考力を確かめ、高めるために
ずいぶんと意図的に質問を浴びせていった(つもりである)。

そこであらためて感じることは
体系だった論理的思考の欠如である。
これでは、なかなか業績をあげる成果がでにくいと思う。
指導力の低さが問われる。

なぜか?
課題の解決や達成についての
体系だった仮説がないからである。
あるテーマについて
目的、目標が明確でなく
かつ活動→成果のモデルがない。
しかも時間管理のサイクルも確立していない。

ドラッカーのいう成果の出る条件とは
重要なことに集中するということだ。

現状では、
まず、なにが重要か必ずしも明確でない。
かつ、時間管理により重要な課題に取り組むしくみがない。
だから、月次のサイクルが完全に上滑りだ。

そこで、来期の計画を立てるに際して
それぞれの幹部の課題について
コーチング式で
活動→成果のモデル、仮説を
個別にセッションすることにした。

かつ、来期は幹部を集めて
その論理思考力、時間管理力を
毎月徹底訓練していく必要があるだろう。
そういう結論にトップと達した。

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。

関連記事

Noimage ブログ

経営者にとっての経営のチェックポイント

Noimage ブログ

九州2代目の勉強会フォローアップ

Noimage ブログ

人事制度の見直しをスタート

Noimage ブログ

幹部会議はなぜにわかに活性化してきたか?

Noimage ブログ

すばらしい営業の本に出会いました!

Noimage ブログ

簡単な経営のご相談

Noimage ブログ

ナポリに来たらカプリ島の青の洞窟

Noimage ブログ

工場改善も、ようやく生産のモデル化、予算策定の段階を突破できました。