幹部社員が集合しての年度経営計画のまとめワーク

大阪のコンサルティング税理士　小笠原　です。

流通業Ａ社の次年度の経営計画も
営業所別の計画を検討するフェーズに入りました。

今日は本山先生に進行をお願いしています。
来期の経営計画の推進に関して
主に営業の戦略的課題について
分担をして推進してもらおうとのねらいがあるからです。

会に先立って、社長から
来期の基本方針と組織体制の発表がありました。
これは年初来の皆さんでの討議と
それを踏まえた幹部間での方針の論議を経て
今日明らかにされたものです。

皆さんは、方針もさることながら
組織体制の方が興味津々の様子。

さて、この件についてまず隣同士で意見交換をしてもらって
順番に感想なり、質疑応答なりをしていきました。
このようにすると、単に「質問ありますか？」よりも
100倍は、意見が出てきて話し合いが活性化していきます。

その後は、営業所ごとの数字を組み立てて
それに対して、持参した資料
重点顧客の分析と新製品の取組みの反省をもとに
各グループでたっぷり時間を取って論議していってもらいました。

かなりフリーに時間を使いながら
しかし、この方が確実にグループごとの
リーダーがリーダーシップを発揮しながら
議論が活発化していきます。
案の定、各営業所から出てきた数字は
言わずして目標値に近いもの
リーダーとの会話の中から、そこに潜む
意欲、問題意識、懸念など
本山先生が、天才的な洞察力を駆使して
明らかにし、場のエネルギーを確実に高めていくのです。

私の方はわたしの方で
社長、幹部、本山先生と連携しながら
方針や組織案を推進していく上で
特命的に支援していくことが
効果的で、致命的な諸問題
・組織の編成をより効果的にすべき点
・人材、特に責任人材のスカウト
・外部者が関わるべき解決課題
・より構想を広げていくべきこと
・事業承継の推進
などについて、大いに話し合い、次のステップを
決めていきました。

かなり刺激的で、勉強になるセッションでしたね。
こうした濃密な時間を通じてこそ
経営の進展が実現していくのでしょう。

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所　大阪　小笠原
でした。