まんがの道元入門本
2010.04.03
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
『まんが正法眼蔵入門』という本を読みました。
曹洞宗の開祖、道元の禅の哲学書が正法眼蔵ですが、
これがなかなか難解で歯が立たない代物、
読んでいてもさっぱり頭に入らない。
そこで私の得意技の入門編に助けを求める
その求めた本がこの本
ところが、これ、以外によくわかる!
悟りとそれを得る手段としての禅というものが。
じゃ説明しろといわれると
なかなかうまくできないわけですが。
なにしろ正法眼蔵は私が40歳のころから
なんとなく気になっているあこがれの本。
さてそのポイントは?
悟るとは、特別なことではなく
日常のすべての生活、ものの中にある
真実を感受し、その瞬間々々を本気で生きる
とでもいう感じでしょうか?
そうなると、西洋哲学でいう実存主義と同じ考え方になりますね。
仏教では、諸法無我という、ものの実在はないという認識論ですが
そのことをしっかり受け止めて、今この瞬間をしっかり生きる!
ということでしょうか。その感性は私は好きですね。
『悉有仏性』、すべてのものの中に仏性を見つけ
生きとし生けるものを慈しみ、感謝してものごとにあたる
大切にしたい考え方だと思うのです。
コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。