御堂筋税理士法人創業者ブログ

『コスト削減』!
なんとも経営者の耳に心地よいことばである。

これをお客さまの経営改善で
実行・実現できたらさぞかしすばらしいなあ
と考える今日この頃である。

効果が出れば
いくらでも注文がくるのではないか!?
いわゆるキラー・コンテンツである。

ではさて、どう考えてどう進めていくか?
サービス開発をしなければならない。

まずコストを、ドラッカー流にかたまりに分けてみよう。
その分け方とは
原材料費、生産費、
物流費、営業販促費、資本費、
マネジメント費、研究開発費である。

そのそれぞれについて
変動費と固定費に分けてみよう。
変動費とは仕入や外注費などものを作り売るつど
それについてかかる単位コストだ。
固定費はパケホーダイみたいなもので
使っても使わなくてもかかる固定料金だ。

変動費のコストダウンは、
作り方を変える、必要量を減らす、素材を変える、
歩留まりを上げる、値切る、仕入先を変える、
まとめ買いをする、内製化するなどなど
まだまだ成功事例から考える切り口を挙げれば
たくさん出てくるだろう。

さて固定費のコストダウンだが
生産費だと、昔からVA、VE、工程改善、5Sなど
よく知られた方法がある。

物流費は、専門の分野である。
メーカーからエンドユーザーへの物流まで
一貫した流れのなかで
あるいは、仕入から横持ち、保管、荷扱い、加工、出荷、リサイクルまで
一貫した流れのなかで考えねばならない。
それはそれでおもしろい分野だが
ここは専門家とのネットワークが必要だろう。

営業販促費だが
営業チームの仕事の中身を調べ
業務の効率と効果性を改善していくことになるだろう。
また販売促進の費用については効果のほどを調べなければならない。
それは掛けた費用が働いてくれているかだ。

資本費とは、
事業につぎ込んでいる設備と運転資金にかかるコストだ。
設備投資そのもの、維持管理費用、金利
売掛金と在庫の額、その管理コスト、金利、
額面通り費用が働いてくれているのかだ。

マネジメント費とは
経営者の費用、事務管理の費用だ
主に、仕事の内容の見直しをし
やらないことを決め、やるべきことを決め
仕事の切れ味を高め、時間を圧縮する。

研究開発はその進め方を見なければならない。

続く・・・

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。


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