人材開発制度構築セミナー始まる。
2011.07.27
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
今年も人材開発セミナーが始まりました。
参加者は3社
製造業のK社(30名)
流通業のF社(700名)
流通業のB社(300名)
メンバーが少ない分、じっくりと落ち着いてできますね。
最初に各社の自己紹介をしていただき、
さっそく制度構築の手順をお話しました。
人材要件の設定→必要知識・スキル・態度の特定→育成手順の設計→
現有社員のたな卸し→年間スケジュール・予算の策定→目標管理のしくみ化
です。
今日は、人材要件をまとめてもらいました。
やはり皆さん営業マンの育成が主体です。
今回はさすがに皆さん問題意識、まとめる力がお高い。
予定時間を待たず、あらかたまとまりました。
あと次回までの宿題をおねがいして
最後に人材育成に関するわたしの考えをお話しました。
アメリカ発の経営思想、業績評価思想に
バランスト・スコアカード(BSC)という考え方があります。
これは財務的な業績はっ結果であって、
財務業績←顧客満足←業務品質←人材育成
という原因と結果の関係があるというものです。
マーケティングの大家、P・コトラーの
『マーケティング・マネジメント』の中にも
顧客を大切にしようとする経営者は、社員を大切にする。
満足した社員は、顧客を満足させようとする。
ということばが載っています。
これを圧縮して単純化すると
顧客満足・業績向上←社員満足・人材育成
という原因と結果の関係になります。
もっと単純化します。
経営=人材育成
だから、経営者、上司、先輩、シニアの仕事は
人を育てることだといっても過言でありません。
そこでふりかえり
わたしを含め、しっかりとそのことを認識している方は
どれくらいいらっしゃるのでしょうか?
いかがでしょうか?
わたしが人材育成を声高に訴えるゆえんなのです。
コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。