御堂筋税理士法人創業者ブログ
先週は、3つの会社におじゃました。
いずれも経営計画や業績改善の取組みである。

そして、奇しくも幹部の育成が
課題として挙がってきた。

経営計画を立てたら、当然その次は、
実行と実現に向けた努力が必要となる。

そこで問題となるのは幹部の取組み姿勢である。
私も多年、そのことに頭を悩ませてきた。
そして、育成に取り組んできた。

なにしろ、素人が見よう見まねで
幹部のトレーニングをするわけである。
多少教科書的で面白くない。

日創研やアチーブメントの方が
華やかで人気がある。

4月から多くの会社で新年度である。
いくつもの会社で、時を同じくして
幹部の育成訓練の計画が進んでいる。

最近の経験と気づきと学びとを盛り込んで
少し、実践的な訓練にしていきたい。

有名な研修機関ではなく、小笠原が
人材育成や幹部トレーニングにかかわる利点は
その会社の内容、幹部の方々をよく知っている点にある。

私が、マネジメントの基本を学んだのは、
『エッセンシャルズ・オブ・マネジメント』
(ハロルド・クーンツ)
という本によってである。

その中で、マネジメント・スキルが
・テクニカルスキル・ヒューマンスキル・コンセプチュアルスキルの
3つにわけられていた。
(ロバート・カッツ)

わたしはそれを
・仕事力・人間力・経営力と読みかえた。

仕事力には、
・専門知識技能、体系的思考力、計数知識、アイデア力を
人間力には、
・コミュニケーション力、リーダーシップ、読み書き能力を
経営力には、
・PDCA、時間管理、意思決定、価値観、をそれぞれ入れよう。

そして仕事のスキルの訓練は
仕事で覚えるのが70%、
仕事外で覚えるのが30%だと教わった。
(たしかスティーブン・ロビンズ)

だから、幹部を育てる基本は
経営計画の実践という場面だろう。
これをアクション・ラーニングという。
実践で学ぶというわけだ。
そりゃ当たり前である。
そこに研修訓練を足すのである。

だから、経営計画の実践で訓練
そして、関連したスキル訓練が必要である。

私の幹部訓練プランはこうだ。
まずは、PDCA(計画→実行→反省→改善)
を回してもらわなければならない。
(そのためには本当は
時間管理の意識がとても重要である。)
これは実践である。

次に、コミュニケーションスキルだ。
これは訓練が必要だ。
けっこうおもしろい。
コーチングとファシリテーションである。

そして、思考力と数字力を鍛えなければならない。
このステップは2つにわかれる。

戦術的と戦略的である。
生産性を上げることと、戦略的にものを考えることである。

生産性を上げることは
いま即効で儲ける基になる。
そのためには、
まず、現状を分析できなければならない。
そして
なにをどういじれば、利益がどう変わるかを
的確に考え、計算できる
ようにならなければならない。

数字でいえば、次のような問題を考えることである。
わが社はどの得意先からいくら儲けさせてもらっているか?とか
売上がいくら増えたら、利益はいくら増えるか?とか
この製品のかわりに別の製品を作ったら利益はどう変わるか?などだ。
その脳みそを鍛えるためには、
管理会計の計算式と、その使い方が解ればいい。

戦略的にものを考えることは
すこし高級だ。

どんな場合に使うかというと
わが社の戦略を考える、
お客様やライバルなど企業を分析する場合だ。

その場合考えることは次のようなことである。
・これをやる目的はなにか?
・現状はどうなっているか?
・全体像はなにか?
・どういう構造になっているか?
・原因と結果の関係はどうなっているか?
・プロセスはどうか?
・ばくっというといくらくらいになるか
といった推論だ。

こうした考え方を頭に入れて
今考えている問題にはどの考え方を使えばよいか?
それをしっかり意識してものを考えることだ。

こうした考え方が身につくと
ものすごく人と組織と業績が伸びるから
おもしろくてやめられないというのが実感である。
ぜひいっしょに楽しく勉強しましょう。

コンサルティングに強い
御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。


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