私のコンサルティング方法論
2020.06.10
高業績企業づくり
御堂筋税理士法人の小笠原です。
今、コンサルタントに入ってもらい
弊社の経営コンサルティングを
より事業化しようという企てを
しております。
実にあつかましい企て
かもしれませんが、
ぜひとも、
成功させたいと思っています。
その取り組みの中で、
キャッチコピーなども
作らねばならず、
そのために
私が今までしてきた
経営コンサルティングで
お客様の業績が
劇的を改善した事例を取り上げて
まとめてほしいという
リクエストを受けました。
へぼなコンサルタントでは
ありますが、
そういう事例はいくつもあります。
あっというまに
儲かるようになった事例、
時間をかけて
儲かるようになった事例など。
即物的な問題か、
構造的・成長的・心理的な問題かによって
多少かかる時間は変わりますが、
いずれにせよ事例はあります。
さて、弊社の扇原から
記入フォーマットが送られてきたので
今までのことを思い出しつつ
シコシコと書きつづったのですが、
どうも思うように
うまく書けません。
私は、
こうしたアウトプットのしかたは
苦手なのでしょう。
あまり気分も乗らず
何とかなぶり書きをして
返信したついでに
「インタビューしてくれた方が
よいアウトプットができるかも」
と書き送ったところ
「じゃあそうします!」とのこと。
そこでさっそく
Teamsで
インタビューをしてくれました。
インタビューされると
不思議に言葉が
次から次にあふれ出てきます。
そのうちに頭の中で
コンセプトがまとまりだし、
一時間もすると、
私のコンサルティングのコンセプトが
きちんと概念化できてきました。
不思議なものですねえ。
おそらく、話すとなると
想起するスピードが格段速くなり
そのせいで豊かな思考の流れが
起こるのでしょうか。
思考スピードの速い私には
この方が
いいように思えます。
さて肝心の
私の経営コンサルティング手法の
共通項ですが、
どうも次のようなことではないかと
思いあたりました。
まず、スタートは
経営の意思と志を立て
経営計画を立てることです。
それはNo1になる志です。
そのうえで、
高業績化にむけての私なりの工夫は、
部門別損益計算書や
製品別時間当り限界利益や
顧客別売上高一覧表といった
業績を数字で表わす表を
作ることにあります。
(例えば製品別時間当り限界利益表、
私が作ったらもっと芸術的な表にしますが。
いずれにせよ、魔法のようなとっておきの
思考ツールではあります)
これらの表の共通項、共通思想は
十羽ひとからげの情報を
細かく分けるということです。
損益計算書なら
全社ではなく部門別に、
限界利益なら製品別、顧客別に
ということです。
これによって、
変なところ、つまり
低採算や損失の
発生しているところが
明らかになるのです。
その明らかになったところの
原因を明確化、具体化します。
そして、その改善や是正について
対策案を仮説化し、
アクションを起こしていく
というわけでなのです。
アクションを起こせば
必ず何らかの変化があり
それが成果につながるのです。
こうして、収益の改善がなされ
高業績化が実現するのです。
つまり細分化されたデータを
震源として、
マーケティングでは、
お客さまへの働きかけによる
製品収益性の改善や
製品や顧客の取捨選択、
絞り込みがなされ、
生産では、
稼働の改善による生産能力の拡大や
VEによる生産性の改善がなされるのです。
そして、それを支えるのは、
コックピット会議における
数字を扱うことによる
幹部の数値思考力のアップです。
幹部の数字力が高まり、
改善アイデア力や実行力が
高まるというわけです。
実はこれが大きいのです。
やはり、人の成長→経営の発展ですね。
まとめますと、
1
ニッチNo1の
立志・戦略・計画
↓
2
業績の細分化表示による
異常点のあぶり出し
↓
3
マーケティングによる打開
4
生産改善
↑
5
それを支える
幹部の育成
という図式です。
これが
小笠原がおこなってきた
コンサルティングの中身です。
まとめてみれば
えらい簡単ですねえ。
大したノウハウもないようで
お恥ずかしいしだいです。
どなたでも明日からできます。
そんなんですから
高業績化とその推進には
気合も根性も、
気分高揚による
無理やりのモチベートも不要です。
コンサルタントとしては
ただ、起こっていることを
みせるだけなのです。
あとは、質問をして
どうするのかを
考えてもらうだけです。
いかがです?
まとめると
えらい簡単やなということになりますが。
ただ、どのようなNo1なのか?
どう細分化して見せるか?
どう、質問して仮説を立ててもらい
コミットしてもらうか?
そこらへんには
小生のノウハウがあるのかもしれません。
これが小笠原流=御堂筋流の
特徴ですね。
一言でいうと
数字をベースにした
経営コンサルティング
ということです。
そこで、いつもエンディングで
書いているコピーになります。
経営コンサルティングと
会計事務所の融合
組織デザイン研究所&
御堂筋税理士法人
小笠原でした。
※余談
これを書いたら、もうブログで
書くことがなくなるかも(笑)