首都圏の工務店向け後継者勉強会
2008.07.22
ブログ
大阪の税理士 小笠原 です。
連休明けは秋葉原で、首都圏の後継者勉強会です。
このシリーズは第2回目、
今日は、「儲けの帳簿の作り方・使い方のお話」です。
この日の内容は、次の4つのテーマです。
①経営者は、経営をしていくためにどのような数字のものさしを
持っておかなければならないか?
②毎月すばやく正確な儲けを掴むためにはどうしなければならないか?
③毎月の試算表を経営の役に立つようにしていくためには
どうしなければならないか?
④業績を多面的、総合的にとらえていくためにはどのような資料が必要か?
けっこう資料とレクチャーが多く、ハードなものですが、
途中から、
「何かの改革で、うちのおやじに話をしても
それはお前の代になってからやれといって、うやむやにされるのだが
皆さんのところはどうか意見を聞きたい」といった話が出て
それに対して「僕は、無視してやっちゃうよ」などとそれぞれの
体験にもとづく意見が出たりして
それはそれなりに良かったと思います。
本題の話だと、やはり試算表がタイムリーに出ておらず
特に月次の利益はきちんと出ていないようです。
その原因は、仕入れがきちんと締まらない、会計事務所の処理が遅い
売上の計上時期が定かでない、原価台帳が整備されていない
試算表と原価台帳の利益の照合ができていないなど
いろんなことが出てきました。
ひとつづつ、それに対しての対処法などをお話しし
次回までに、再度会社の現状のしくみをよく調べておくように
お話ししました。
今回は4社と、こじんまりとした勉強会ですが
皆さん、だいぶ仲良くなってきて、これからの
交流が楽しみになってきました。
では、今回のみなさんのアンケート結果です。
神奈川県のTさん
「いままで、個々の原価管理は行なっていたが、全体を通しての
把握がまだまだ不足していたと感じた。また、試算表などで
見ていなかった部分の見方が少しづつわかってきました。」
■研修内容の評価 大体わかった
■講師の説明評価 大体わかった
■テキストと資料評価 よくわかった
千葉県のIさん
「月次決算が経営の見通しをたてる上で、いかに大事かわかった。
研修を受けるまえは、何をしたらよいかさっぱりわからなかったが
少しづつ理解できた気がします。」
■研修内容の評価 大体わかった
■講師の説明評価 よくわかった
■テキストと資料評価 よくわかった
神奈川県 ㈱日本物産 井上専務さん
「儲けのコックピット」をすぐ記入してみようと思います。工事、売上
営業活動、OBメンテナンスといった各項目の月ごとの内容は
それぞれは把握していますが、バラバラでしか見ていないので
つながって考えられず、計画や対策が不十分です。
曇っていた車の窓ガラスが、くっきり前が見えたようでした」
小笠原印象(ありがとう)
■研修内容の評価 よくわかった
■講師の説明評価 よくわかった
■テキストと資料評価 よくわかった
埼玉県 ㈲水品建工 水品専務さん
「試算表の大切さがわかりました。これからの経営に生かしたいと
思います。また、初回に続き経営のものさしの目標を忘れないで
いきたいと思います。」
■研修内容の評価 よくわかった
■講師の説明評価 よくわかった
■テキストと資料評価 よくわかった
今度は浅草で合宿ですね。
思いっきり、勉強し、語り合い、遊びましょう
税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
大阪 経営計画 経営コンサルタント 経営エンジン研究所