あこがれの画家フェルメール、2作品が見られました。
2011.08.09
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ゆっくりと朝食を食べてベルリン美術館にいく。
タクシーに乗ったら、実はわずか徒歩10分以内だとわかる。
まあええか、年寄りやしなあ。
あまり人はいないのでゆっくり見れる。
お目当てはもちろんフェルメールの2作品
『紳士とワインを飲む女』と『真珠の首飾りの女』
やはりうっとりする。フェルメールは特別!!
色合いと質感、醸しだす雰囲気
人間の間の関係性、距離感、静謐さ、下心・・・
余計な筆を使わずに最大の効果を創りだす・・・
椅子に座ってこころゆくまで作品と向き合う。
フェルメールならではの誘惑と満足感である。
数日いても飽きないとゴッホが言ったのはほんとうにそうだなと思う。
さて、ベルリンにはそれ以外にも、それなりの画家の作品がそろう。
ラファエロ(の小品)が数点
ボッチチェルリが数点
その他ロココまでの画家はほぼ網羅、ここで見ることができる。
いつも美術館見物のお供は
深読みアート美術館(ロバート・カミング著/六耀社刊)
作者の解説を読みながら、作品を見るとほんとよくわかる。
なるほど、なるほどという感じ。私見でバサッと書いてくれていますからね。
お奨めですね。必需品、欠かせません。
あっという間に半日が過ぎた。
(家内はうんざり、ぶーぶー、ちょろちょろして、いなくなったと思うと戻ってきて
「疲れたあ」とか、「まだかあ~」とか、「2時間が限度やなあ」とかいう
座敷わらし系スピッツ犬である。
これだから教養のない女は困る・・・というのは冗談で、
わたしに付き合ってくれるだけでもありがたい。
おそらく世界中で、こんなへんな気むずかしい男に従ってくれるのは
彼女以外にはいるまい!)
パリのルーブルやロンドンのナショナルギャラリーには叶わないが
それなりにそろっているといえるのではないかなあ。
さて帰りにコンシェルジェのお姉さんに教えてもらった
ベルリン名物カレーブルスト(むっちゃうまかった)を食べて
地下鉄に乗ったら、窓はこんな感じ
これブランデンブルグ門ですよね。
この装飾、日本人には発想がないですね。
楽しくなって、思わずカシャ!
(座敷わらし系スピッツさん)
『One Activity a day. 一日ひとつの見物』、スロー系海外旅行である。
明日は、デッサウに向かう。
20世紀建築の方向をある種決定づけたバウハウスの見学である。
楽しみ~っ!!
コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。