とある会社で各営業所のビジネスの全体像をまとめました。

毎月、ご相談に

乗らせていただいている

運輸会社のＭ社さん

昨日は日曜日でしたが

各営業所の

幹部の皆さんに集まっていただき

ビジネスの全体像をまとめていきました。

最初に、みなさんにマネジメントレターを

書いてきてもらいました。

これはドラッカーが推奨する

部下の目標管理と人材育成の

スタートの方法です。

部下に自分のしごとの現状

組織への貢献とは何をすることかを問い

上司とのコミュニケーションを

促進する方法です。

それによって、本人と上司との

相互の理解が進み

よりよく協力と育成の関係を

推進することができるわけです。

けっこうよい方法なので

皆さんもお試しください。

（資料が必要なら差し上げますので

メールでもください）

写真のようにまとめ方をお示しして

みんなでまとめていきました。

そして、あとはひたすら

みんなでワイワイしながら

まとめていきます。

各テーブルには

チューターとして

役員や本部スタッフの方々に

入っていただきました。

みなさんいい感じで

サポートしていただけました。

（あまり口やかましくもなく）

特に社長さんはさすがに

ファシリテートがお上手で

よく担当テーブルの人たちの

思考を引き出したり

課題をまとめ見える化

していただきました。

もちろん他の役員さん方も

しかりです。

こういう養育的な雰囲気だと

テーブルメンバーも

やりやすいですよね。

私は各テーブルをうろうろ

見回りながら

アイデアの出具合、

思考の掘り下げ具合

進め方のアドバイス

考えるポイントなど

状況に応じて

サポートしていきました。

また、各テーブルの皆さんに

他のグループの

進めているやり方や内容などを

見に行くようにけしかけました。

実際にやってみて感じることですが

各メンバーのポテンシャルを

よく目利きすることが

できたように思います。

皆さんそれぞれよく考えておられるし

いい視点をお持ちですね。

とても可能性を感じました。

要は、それが役員の方々が

見ることができるかどうかです。

通常の討議型会議では

なかなか雰囲気もあり

彼らの自由な思考が

発散されることが少なく

ために、よく能力がわからない

ことが多いのではないでしょうか？

というわけで、

制限時間は２時間

皆さん、なんとかビジネスの全体像を

捉えることができました。

終わりにあたって

参加してくれた若手メンバーに聞きました。

「実際にしてみて気づいたことが

なにかありましたか？」

「今まで数字のことはわからなかったですが

これを作ってその意味がわかりました」

「課題がわかりました」

「ビジネスの要素の相互関係が見えました」

とてもよい気づきだと思います。

みなさんすばらしいですねえ。

経営計画は、人材育成の決め手です！

経営計画を立て、実行、実現していくことで

幹部として力をつけていくのです。

そしてそのためには

日ごろのオペレーションに

どっぷりつかった視野の狭さをうち破り

事業の全体像、因果関係

事業環境の変化の方向性といった

大きな視点をもつことが

なにより大事なのです。

グーグルの本にありました。

「人生は下水管のようなものである。

何が出てくるかは、何を入れるかで決まる」

「ガーベージ・イン、ガーベージ・アウト」

にならないように

正しい行動は

正しい目的意識からしか生まれない。

そして正しい行動をすれば

必ず成果が出るということを

心に刻んでほしいなあと思っています。

主催された社長さんが

私の席に来られて

「これむちゃくちゃいいですわ」

とおっしゃっていただいた。

ほんと、よかったと思います。

幹部を育てる！

これから３月まで

こうしたやり方で

しっかり来年の計画を

腑に落としながらまとめていってほしいと

願ってお手伝いしてまいります。

会計事務所の可能性を追求する

御堂筋税理士法人＆

組織デザイン研究所

大阪　税理士　小笠原　でした。