御堂筋税理士法人創業者ブログ

 最近、ひょんなこと(あっ、そうそうOKRです)から、シリコンバレーのIQの超高い人たちの書いた、経営の本をチェーン・リードしています。

 そんな中で、ビル・キャンベルという人の名前がときどき出てきます。曰く、伝説の名コーチとか。それは読んでみないとと探しますが、著書が出てきません。それでキャンベルにコーチしてもらった経営者たちが思い出を書いた本があったので、さっそくに読みました。題して『1超ドルコーチ』

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 読後感は衝撃的でした。その本気さ、その視点、その洞察、その率直さ、その愛情、目からうろこが落ちて、お前は何をしているのかと胸が痛くなりました。

 この本は経営者にとっても、すばらしい贈り物となるでしょう。なぜなら彼がコーチングのときに語られた語録は、まさに皆さんにとって、まじめで真剣な経営の進め方そのものだからです。

 いま、ビル・キャンベルのもっていた思想や視点は、本のまとめを通じて、私なりに再構成して、自家薬籠のものとしようとしています。まとめができたらまたご紹介することができるでしょう。

 それでも、待ちきれずに、本の一部をご紹介して、その予告編をしたいと思います。

人がすべて

「どんな会社の成功を支えるのも人だ。マネジャーのいちばん大事な仕事は、部下が仕事で実力を発揮し、成長し、発展できるように手を貸すことだ。われわれには成功を望み、大きなことをなし遂げる力を持ち、やる気に満ちて仕事に来る、とびきり優秀な人材がいる。優秀な人材は、 持てるエネルギーを解放し、増幅できる環境でこそ成功する。マネジャーは「支援」「敬意」「信頼」を通じて、その環境を生み出すべきだ。

 「支援」とは、彼らが成功するために必要なツールや情報、トレーニング、コーチングを提供することだ。彼らのスキルを開発するために努力し続けることだ。すぐれたマネジャーは彼らが実力を発揮し、成長できるように手助けをする。

 「敬意」とは、一人ひとりのキャリア目標を理解し、彼らの選択を尊重することだ。会社のニーズに沿う方法で、彼らがキャリア目標を達成できるよう手助けをする。

 「信頼」とは、彼らに自由に仕事に取り組ませ、決定を下させることだ。彼らが成功を望んでいることを理解し、必ず成功できると信じることだ。」

 そのとおりですね。わたしも早速にビル・キャンベルの考えやコーチングの内容を、マネしだしています。猿真似にも及ばないかもしれませんが、努力を怠らず、少しでも近づきたいと実践をしています。

会計事務所と経営コンサルティングの融合

御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所

小笠原 でした。

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