御堂筋税理士法人創業者ブログ

パナソニックの営業リーダーに対しての
営業管理力強化トレーニングを施させていただいた。
それなりに成果はあったと思う。
何人かの方に著しい行動変容が見られるからである。

そんな中で、
経営意思決定系のファシリテーション法について
トレーニングを受けたいとのお声をいただいた。
わたしもその必要性を感じていたところであった。

モチベーションアップや体験学習型研修の
ファシリテーションではなく
業績検討や幹部会議の進行術である。
ここは、ひとつ事務所のスタッフの皆さんに
考えてもらいたいところだ。

さて、そうした進行術については
どのようなところを押さえなければならないのだろうか?

会議がうまくいっていないという悩みを聞くことは多い。
その現象とはどのようなものか。
・誰も発言しない。
・議論が具体化しない。
・ものごとが決まらない。
・時間どおり進まない。
・決まったことが実行されない
などよくお聞きする課題だ。

こうした悩みに応え、解決策のヒントとなるプログラムとは?
めざす会議は、『的確な決定がなされ、コミットメントが高まる会議』
そのためには、『明るく楽しく、業績に真剣な雰囲気』を創ることだ。

実は、会議とは舞台の本番のようなものである。
本番では限られた時間でライブに進めざるを得ないという側面でだ。
従って会議本番でできることは限られている。

だから会議の場合、
事前準備、会議本番、後々のフォローという三つの局面で
会議の効果性を保ち高めることを考える必要があろう。

事前準備では何が必要か?
次の3つの要素を考えてみたい。
・具体的な議論を可能にする的確な資料
・会議の設計と準備
・根回し~障害要因の予防

会議本番で求められることは何か?
それについては次の4つを考えたい。
・会議での思考や討論を活性化する技法
・意思決定法
・時間どおり進めるための進行術
・会議での困った事態への対処法

そして後々のフォローで必要なことは何か?
・会議での決定事項のフォロー法
・会議からさらに特定の課題を推進する方法
・経営課題のPDCA術

いかがなものだろうか?
読者諸兄のご意見をぜひ伺いたいものだ。

コンサルティングに強い経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。


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