幹部人材のご紹介

さまざまなお客様のところに

おじゃまして

アドバイスをしたり、

社長のお話を聴いたりしていて

ここには、こうした人がいるなあと

思うことが多々ある。

実際に、社長さんから

だれかいませんかねえと

相談を投げかけることもある。

わたしの仕事は

お客様を高業績企業にすることである。

そのための課題について、

会社ができない場合には、

コンサルティングをすることもあるし

人材育成をすることもある。

しかし、どう考えても

現在の陣容では

課題を実現できない場合には

できる人をリクルート

しなければならない場合もある。

これはある種

究極の支援かもしれない。

実は、このところ、立て続けに

三人の方を、お客様に紹介した。

そしてどのケースも

うまくピースがはまりそうなので

とても愉快に感じている。

そういうわけで

皆さんのご参考のために

それぞれの事例について

内容をご紹介しておこうと思う。

Ａ社の場合

会社の規模のかなり大きくなっており

これから超長期計画を

実行・実現していく上で

高いスキルをもった

管理責任者が必要である。

そこで大学の同窓である

もと大手監査法人の

所長だった知人の会計士に

だれかいないか相談した。

そうすると

彼の部下だった

公認会計士をご紹介いただいた。

40歳代後半の女性で

面接させていただくと

はきはきした

なかなかしっかりされた方である。

今は監査法人を退職して

ちょっと一息つきながら

個人事務所の体裁で

しごとをしておられるが

再度、現場に復帰したいとのことである。

面談をしていただいたら

双方ともにいい感触で

近々会食をして、合意を取り付け

入社をしていただけるものと

期待している。

Ｂ社の場合

４つある工場を統括し

生産技術を向上させ

生産性を高めていく

製造責任者が必要である。

これは、社長とお話をしていて

お聴きしたニーズであった。

わたしの場合

世間話として

聞き流せない性格で

あれこれ、人探しの

チャネルをあたった。

その中で

わたしの会社時代の同期生に

どなたか適当な人がいないか

相談をなげかけてみた。

すると脱サラをして

今はコンサルタントをしている方が

名乗りを上げられた。

この方は某大手メーカーにおられたが

自分の活躍の場がないとして

一度は大企業を退職された方だが

再度、自分のキャリアを活かし

企業で貢献したいというのだ。

すばらしい学歴である。

先日、同行して社長と

面談いただいた。

もっておられる知識・スキルは

ぴったりであって

さっそくに工場を

見に行っていただくこととあいなった。

このケースでも

企業と紹介した方の

フィット感に違和感がなく

きっと話がまとまると感じている。

Ｃ社の場合

財務武門での専門家が

必要な規模になりつつある中で

プロフェッショナルがおられず

これから長期計画を実行実現し

そして事業承継を進めていく

上でどうしても

そのポジションに補強が必要である。

そこで近々リタイアする予定の

わたしの旧友が頭をよぎった。

また彼の自宅と会社も近く

それもよさげである。

（こういうことはけっこう大事なのである）

さっそく社長に進言すると

ぜひ会ってみたいといわれる。

友人に

会ってみたらとすすめたら

まんざらでもないよう。

ということで、これも先日

同行して面談してもらった。

なんと、ほぼ即決という感じで

会社を辞去したあと

友人と二人でひそかに盃を重ねた。

といった感じで

それぞれ、うまく行きそうなのである。

こんなことはめずらしい。

わたしの場合

会社と候補者の両方を

知っている場合には

あたまのなかのイメージで

フィットするかどうか察しがつく。

なので、逆にいうと

フィットする感じの場合にしか

セッティングをしない、動かない。

しかし、

こうした役回りは

ぶっちゃけ、楽しい。

それは会社もありがたいわけだし、

入る方もハッピーだからである。

そういうことが必要な会社も

いくつか想起されるし、

人材の候補も幾人か

描いている。

これからも、リクエストがあれば

人脈を使いながら

いろいろと人の発掘と

紹介に努めたいものだ。

経営コンサルティングと会計事務所の融合

組織デザイン研究所＆御堂筋税理士法人

税理士コンサルタント　小笠原　でした。