御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪の税理士 小笠原 です。

今日は遠方に日帰りで出張です。
空港まで、A君が迎えに来てくれました。

彼は私が個別にお手伝いしている
いくつかの会社のひとつの後継者である。

会社へ向かう車の中でのA君から聞く話は
私にとっても大変参考になるので楽しみにしています。

今日もこんな話をしてくれました。

Aさん「この前、社長から通帳を見せてもらいました。
    そしてこれから落とす手形の明細を見せてもらいました。
    それを見て私はこれはえらいことだと思いました。

私  「へえ、なんで?」

Aさん「なぜかというと、これだけのお金を絶やすことなく
    会社をまわしていかないと会社がつぶれるからです。

私  「なるほど」

Aさん「今まで売掛金を回収することについて
    営業マンを指導するにも甘さがありました。
    相手がお客さんからお金をもらっていないので払えないと聞くと
    それはしかたないねといったりしていたのですが」

私  「ふんふん、それがどうなったの?」

Aさん「それを見てからは、『そんなこと関係ないだろ
    相手がお金がもらえないことと、
    うちに払えないことと何の関係があるんだ!』と。

私  「そうか、迫力が出てきたのね!」

Aさん「そう、そう、そう 思うようになりました。」

私  「それはすごいね。それを責任感というのだよ。」

Aさん「そういうもんですか?」

私  「それはAさんに、当事者意識が出てきたからだよ。
    Aさんはもう立派な経営者だ!」

Aさん「ありがとうございます。

これを一を聞いて十を知るという。
その察しの良さはすばらしい感覚である。
Aさんは、まちがいなくよい経営者になると断言できる。

世の後継者諸君にもぜひこのような感性をもってほしいものです。

税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原 でした。

 


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