世界の3大テナー、ドミンゴさんのコンサートに行きました。
2011.04.10
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大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
お昼から渋谷のNHKホールで開かれた
世界の三大テノール、プラシド・ドミンゴのリサイタルに行きました。
ドミンゴも70歳を超えておられます。
近々その甘美な声も聴けなくなるのではないかと思い
妻と二人で思い切って聴きにいきました。
震災後、東京に行くのははじめて、
おおげさにいえば、戦時管制下のロンドンにでもいく気分
でも、だいぶ人々の暮らしぶりも落ち着いてきたようです。
渋谷へ通じる明治通りは桜が満開です。
NHKホールは長蛇の列
年齢はやはり私たちよりも少し高い方が多い感じですね。
それと明らかにセレブやハイソな方が多い。
そういえば、司葉子さんも拝見しました。
さて、リサイタルを支える、オケは日本フィル
指揮は、ユージン・コーン氏
お相手のソプラノは
イタリアからいらっしゃったヴァージニア・トーラさん
ナンバーは、わたしの大好きな
レハールのメリー・ウィドウから『唇は語らずとも』
はじめて生で聴く、ドミンゴの声はほれぼれするばかりです。
やや甘く、芳醇で、少し硬質な感じがするその声は
リッチでよくねかされた熟成の白ワインのようです。
わたしの大好きな
マイフェアレディの『君住む街角』の歌声には
鳥肌が立ちました。
終わって、思わず『ブラヴォー』と絶叫してしまいました。
最後はサルスエラのナンバーで締めくくられた後
数重なる、アンコールのリクエスト
皆さん、総立ちでの喝采です。
そしてこの時期に予定を変えずに
日本に来てくれた彼からメッセージがあり
なんと、『ふるさと』を
私たちの復興のために祈りを込めて歌ってくれました。
わたしも口ずさみました。
多くの人たちが口ずさみました。
会場から、すすり泣く声、様子が伝わってきます。
わたしも声が詰まります。
ドミンゴの人柄とやさしさが現れたすばらしい瞬間です。
歌い終わって、全員が総立ち
「ドミンゴ、ブラヴォー!!」
「ドミンゴ、ありがとう!!」
感動の嵐が会場を包みました。
すばらしい時間を共有できました。
ほんとうにきて良かったなあと思いました。
コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。