九州2代目大学の卒業式
2008.04.12
ブログ
大阪の税理士 小笠原 です。
今日は、嬉野温泉の名舗「大正屋」さんで、
九州の2代目経営大学の卒業式を行ないました。
12時に集合し、みんなで昼食を食べました。
佐世保の辛島商店の辛島さんが、
約束どおり、佐世保の名物餃子である
「天津包子」というお店のおっきな餃子をたっぷりと
お土産に持ってきてくれました。
それをみんなでおやつに食べながら・・・
こういう風に、約束をしっかり果たす人は気持ちがいいですね。
お昼御飯を食べてから
午後1時きっかりに卒業式を始めました。
まずもって主催者の松下電工さんの部長さんのごあいさつ。
卒業試験は、皆さんがまとめた自分の会社の経営計画書を発表します。
一番バッターは、伊万里の 前田吉彦商店さんの 前田さん
去年会社に帰ってきたばかりでの、2代目大学への参加でしたが
たった半年ばかりで、すばらしい会社の把握とまとめぶりです。
二番バッターは、大野城の 丸藤産業さんの 社長の佐藤さん
6人のメンバーでは、年長で大変きちんとした、しっかりとした、
見ていて安心できる経営者です。
経営計画を実行していこうという気構えがはっきりわかる発表でした。
一、二番バッターがすばらしいできだったので、後の発表者には
だんだんプレッシャーがかかって行くようです。
いよいよクリーンアップの登場です。
三番バッターは、佐世保の辛島商店の 辛島さんお父さんが急逝されて、弱冠30歳で社長になられ、
経営に対する危機感は、人並みならぬ意識をもっておられます。
そして後半に入って、四番バッターは、中津のつねひろさんの 常広さん、
途中はなかなかまとまりがつかず、心配しましたが
最後はさすがにきっちりとまとめていただきました。
五番目は、諫早の高島建設工業の 高島さん彼も途中ではずいぶんと難儀をしましたが、
最後は徹夜を二回もして、ついに経営計画をまとめあげました。
その格闘ぶりをしっているだけに
そのすばらしいできばえに、全員が大拍手!
そしてとりは、うきはの大和ハウジングの 吉松さん
静かな中にも、意思のこもったいい発表でした。
皆さんの熱のこもった発表に、参加者からの質問もたくさん出て
予定を30分もオーバーしました。
最後に私から、まとめのお話として
結局、会社とは人の集まりである。
多くの人の気づきを組織の智慧として
結集して、環境変化に対応していける
学習組織を作って行ってほしい。
そして、経営者はなすべき仕事
「経営」をしていってほしいとお話ししました。
そして皆さんの修了証書をお渡しして
全員で記念撮影
ついに長かった1年間の大学も無事終わりました。
皆さん、課題をこなすことは大変だったと思います。
これから、ここで学ばれた数字とマネジメントの考え方を
ぜひ、ご自分の経営の中で活かしていってほしいものです。
さて、難しい話はそれくらいにして
さあ、お風呂に入って、みんなでカンパーイ
嬉野の夜は、日づけが変わっても続いたのでした。
それにしても嬉野のお湯はすばらしいですね。
つるつるして、肌にしっとりなじみます。
また大正屋さんは、地元の方ならだれもが推奨する
すばらしいたたずまい、お部屋、お庭、お風呂、お料理の
本当によいお宿でした。