御堂筋税理士法人創業者ブログ

久しぶりに、というか
はじめてくらい
まじめに稲盛さんの
アメーバ経営の
採算管理のしかたを
精読(?)した。

 

 

経理の素人である経営者
稲盛さんが
工夫して編み出した
業績管理の手法であり
独創的という点で
高く評価すべきだ
というのがわたしの感想である。

 

おおむねわたしも
お客様の業績管理の
手法に落し込んでいるが
あらためて活用の
アイデアがいくつか出てきた。

 

そこで、アメーバ経営の
コンセプトと要点を
まとめてみたのでご笑覧。

アメーバ経営は
時間当り採算で管理する。

 

アメーバ経営の目的は3つ

➀市場に直結した部門別採算制度の確立
➁経営者意識をもつ人材の育成
➂全員参加経営の実現

 

「アメーバ組織を
どうつくっていくかが
アメーバ経営のはじまりであり
おわりである」

 

工程別に
時間当り収益が同じになるように
社内売買の値段を決める。

営業には10%の
手数料を支払う。

値下げを受けるなら
どうすれば原価を落とせるかまで
算段して注文を取るべきだ。

 

アメーバ経営には
社内ルールの整備が不可欠
➀会社の価値観の合致する。
➁経営の視点でとらえる
➂経営の実態をありのままに伝える
➃一貫性がある

 

会計処理の原則
➀1:1対応
➁ダブルチェック
➂完璧な処理
 数字の品質管理
➃筋肉質経営
 当座買いの原則
➄採算向上
 売上を最大に、経費を最小に
➅キャッシュベースの経営
➆ガラス張り

ビジネスの実績管理は
つねに
実績と残高でとらえる。

 

プロセス・・・・実績管理・・・残高管理

営業
市場調査

引き合い

見積り

受注・・・・・・→受注実績・・・ 受注残

 

製造
材料手配

製造

製造出荷

 

経営管理
受入・・・・・・→生産実績・・・在庫残

梱包

出荷配送・・→売上実績・・・売掛残

 

営業
売掛金管理

請求

入金・・・・・・ →入金実績

 

ここには
スピードの概念がある。

つまり

利益は速度がだいじ

というわけである。

だから時間当り採算なのだが。

 

あるいは、回転という概念である。

つまり、使ったお金に対して

一定期間にフルに

ものを作り、売るということである。

(これはわたしがいう
コックピットと
同じ考えで
我が意を得たりである。)

 

一般のビジネスマンには

この概念が少ない。

単に利ざやの方だけを

考えがちである。

 

ビジネスでは

設備投資

人件費

諸経費

の3つのお金を使う。

 

一般にこれは

固定支出である。

なんぼ作っても

売っても変わらないということ

 

だから

多少品のない言い方だが

使い倒すことが

儲けるだいじなコツである。

 

さて稲盛流採算管理では

社内の共通経費も負担する。
時間には間接人員の分も入れる。

こうして
時間当りの付加価値を
測定する。

 

人件費は
高度に
経営的なジャッジで決まるので
現場のコントロールになじまない。

 

そこで時間当り
付加価値を最終のものさしとする。

 

この業績管理の方法は
すぐれたものだと

あらためて感じたしだいである。

 

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経営コンサルティングと

会計処理の融合

 

組織デザイン研究所&

御堂筋税理士法人

 

税理士コンサルタント

小笠原 でした。


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