御堂筋税理士法人創業者ブログ

昨日2016年6月3日、
御堂筋税理士法人は
創業25周年という
記念すべき日を迎えた。

それを記念して、
昨日は、お客様や
お知り合いの方々を招待して
『感謝の夕べ』をさせてもらった。

会計事務所は
黒子のような存在で
目立つことをするのもどうか?

と思うところがあって

私は、このような催しは、
分に過ぎたものであると、
元来考えている。

しかし、今回は、
この機会を逃すと
次の節目は50周年ということになり、

個人で言わせてもらうと、
わたし自身が
かなりの確率でいなくなると思い、
思い切って、
この催しを
させていただくことにしたのだ。

われわれ会計事務所というものは
お客様をご接待することも少なく
そのようなマインドも乏しい。

会場の確保、招待客のリストアップ
お土産物の選定、お楽しみの企画など
ない知恵とセンスをしぼって
半年を掛けて準備をしてきた。

そして昨日、晴れのその日であった。
朝から月例のコックピット会議を終えて
あたふたと事務所を出て会場に向かった。

宴は午後5時からなので
さっそくにリハーハルを進めていった。
3本ほど上映する

プレゼンテーションのチェックや
式の進行手順と方法など
たっぷり2時間かかった。

気がつくと
お客様がお越しくださる時間である。
はじめはボチボチ、
やがて次々とお客様がおみえになった。

開会時刻になり、
会場はワイワイガヤガヤとなる。
会場がむだに広くなく、
人がたくさん来ていただいている

印象を与え、悪くないなと思う。

司会をお願いした三神先生が
オープニングを宣言して
私が開会の辞を述べる。

間違いがあったり、

ことばに詰まるといけないので

あらかじめ用意した
原稿をたどりながら話をした。

弊社の業容は
私の力など微々たるもので
お客様やお知り合いの方々のご厚情、
そして、スタッフたちのがんばりで
成し遂げられていること、

私自身、何より家族の支えで
仕事に専念できていること

など話しているうちに

なぜだか、万感がこみあげてきて
不覚にも、落涙におよび
言葉につまってしまった。

「だめだなあ、子供だ」

と思って自制しようとしたが

ダメだった。仕方がない。
気持ちの往くままにゆだねた。

さて、私が宴でしたいと思ったことは
ひたすら、お客様に楽しんでもらう
ということだった。

その第一弾は
肩肘の張らない
でもためになる
話題を提供してくださる

講師をお迎えして

お話をしていただくことだった。

そこで東京から
人気タレントや政治家の
着こなしのアドバイザーなどを
していらっしゃる
森岡弘さんをお迎えして
スーツの着こなし方
をレクチャーしてもらった。

いろいろなNG集を
たのしくお話しいただき
後で聞いた話では
各テーブルでギャグとして
あれこれ話のネタになった
とのことであった。

そして6時、
パーティの開宴である。

弊所の会長、本山が
私とのなれそめも交えて
開宴の辞を述べた後

さらに時間を頂戴するのは
気づつなかったが
弊社25年の歩みを
簡単にまとめた
プレゼンテーションと
今日のご参席いただいた
お客様のご紹介を
流させていただいた。

わたし自身が書いたシナリオと
選んだ写真と音楽から
提中さんという方が
見事な編集で
私のイメージを
完全に表現していただき
プレゼンにまとめていただいたものだ。

ちょっとマニアックだが、

BGMとして選んだ

『オルフェオのトッカータ』
『ウィンザーの陽気な女房たちの序曲』
『タンホイザーの大行進曲』
の三曲が
その内容をすごく盛り上げる。
…感無量である。

お客様を代表して
㈱イワイの岩井社長様から
ウィットに富んだ
過分なご祝辞をいただき
また乾杯のご発声もいただいた。

パーティによくある恒例の
スパークリングワイン

による乾杯の発声と同時に、

無理を言って来ていただいた
ヴァイオリンとピアノのデュオで
『乾杯の歌』が
高らかに奏でられた。

まさに歌劇『椿姫』の
パーティ・シーンのようである。
うれしかった。

ちなみに
ピアニストは才木のお友達
角田朋美さん

ヴァイオリニストは
私の大好きな函館での知り合いの
烏野慶吾さんで
わざわざ遠方から来ていただいた。

そして、もう無礼講である。
数々の素敵なオペラのアリアを
BGMに
31のテーブル、250名の参加者の
エネルギーと好意が
一気にはじけた。

途中で、一昨年に出場した
会計事務所甲子園での
パフォーマンスの記録DVDを
ご覧いただいたりしながら

役員と私たち夫婦が
打ちそろって、
各テーブルをまわって
お礼を述べてまわった。

各スタッフたちも
お客様同士の交流や
紹介の依頼を受けて
テーブルの間を走り回っている。

まさにそうなってほしいという
雰囲気が実現してうれしかった。

楽しい時間は早く過ぎるものだ。
気がつくと8時、
そろそろお開きの時間である。

テーブルに今日のお土産を
おいていく間に

ブルゴーニュ在住で
私が親しくしていただいている
ワインツアーガイドの
三寺さんという方に
ご無理を言って
送っていただいた
お土産のワインの
ビデオ説明が流れた。

三寺さんのご主人は

フランスでも有名な

アヴィニオン演劇祭で

毎年、舞台監督を務めるような

演出家である。

たぶん、いやきっと

彼が演出し、撮影した

ブルゴーニュの
空気と風の香りが
実感できるような
すばらしい紹介ビデオであった。

少し重いので恐縮だが
まさに輸入したて、

したままの包装の
紅白2本のワイン
をお持ち帰りいただいた。

ちなみに
白は、シャサーニュ・モンラッシェ
赤は、シャンボール・ミュジニー
という

いずれもブルゴーニュの

私の大好きな村の銘醸ワインだ。

お帰りになるお客様を
結婚式の新郎新婦のごとく
出口で金屏風を背に
お見送りさせていただいた。

そして、終わったあ!のでした。

われわれスタッフは
ほとんど飲まず食わずだったので
そのあと控室で
ささやかな打ち上げをした。

司会をお願いした三神先生なども
ご参加いただき
みんながお客様から
いただいたコメントを共有した。

共通していたのは、
お客様方は、この会が

もっと少人数で、立食の形式だと
思われていたようで

以外に大仕立てだったので
驚かれたということだった。

また弊社がけっこう
いろいろな勉強会やセミナーを
実施しており
それを通じて皆さんが
お互いにお知り合いになって
いらっしゃること

さらに工務店、製造業など
特定の業種のお客様が
多くいらっしゃり
業界を通じてお知り合い
であること

また、徹底的に
テーブルメンバーを
吟味検討して

せっかくお越しいただいた皆様が
ストレスを感じられないように
させていただいたことなどで

会全体がとても盛り上がった
印象だということであった。

いずれにせよ
困った事態も起こらず
皆さんにお喜びいただいて
本当によかった。

私たちも
こうしたイベントの企画運営と
なによりおもてなしの
かっこうの勉強なった。

多くの皆さんから

ご質問いただいたほどでない

多少の費用を使わせていただいたが
それに余りある得たものが
あったと思う。

ご参加賜った皆さま

本当にご多忙の中

お付き合いをいただき

大変ありがとうございました!

経営コンサルティングと会計事務所の融合
組織デザイン研究所&御堂筋税理士法人
税理士コンサルタント 小笠原 でした。


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