事業の全体像と業績の原因を追求する。

今日は宮崎で会社指導だ。
朝一番の飛行機で宮崎に行き、
クライアントの副社長にお迎えに来てもらった。
都城の会社まで行く間に
副社長から現状の問題意識と今日の進め方について相談をした。

今日からのテーマは営業の強化である。
生産部門はなすべきことが明確になっており
これからは販売部門の強化と増販が課題だからだ。

副社長から
会社で起こっているさまざまな問題についてお聴きした。
機械の停止、在庫の不足、納期の遅れ、営業マンの販売品目の偏り・・・
いろいろな問題がある。
それらをお聴きしていると、
諸問題について、原因と結果の構造関係があることがわかる。

会社に着いて、さっそく関係メンバーが集まり
事業プロセスの全体像と
業績アップの原因と結果のフローをまとめていった。
約半日かけて、フローをまとめると
ビジネスの活動と成果、インプットとアウトプットの全体像がよく理解できる。

まずみんながこうした事業の全体像を共有することが大事だ。
そして、頭の整理をつけて、あらたな気づきを得ることが大事だ。

まとめた結果からいえることは次の点が課題ということだ。

・生産部門
　受注残管理、在庫管理、機械停止の撲滅、製品保管対策
・販売部門
　顧客再編と新規開発、営業マンによる販売製品の偏り、
　営業の時間管理、営業の基準行動、自社施工力、
・プレカット部門
　部門内コミュニケーション問題、そこから派生する３Ｓ、品質問題
　生産力の増強、見積り単価をさげる生産性対策

これらのことが明確になったので
テーマの重要度の順に、
今後の対策とスケジュールを立ててもらった。

今後はその計画にしたがって
毎月のチェックを掛けていくわけだ。
今日一日だが、皆さんよく思考し、考えをまとめてもらった。

コンサルティングに強い経営エンジン研究所　税理士法人小笠原事務所
大阪　小笠原　でした。